2023年4月4日（火）9:52～10:00
於:党本部平河クラブ会見場
【冒頭発言】
役員連絡会の概要について報告をいたします。
茂木幹事長からは、新年度、初めての役員連絡会となります。気持ちも新たに、一層の緊張感をもって臨みたいと思います。
先週「令和5年度予算」を年度内にしっかり成立させることができました。国対、参議院はじめ関係者のご尽力に改めて感謝申し上げます。今後、政府には2.2兆円の「物価高克服追加対策」と併せて、速やかな執行に努めて頂きたいと思います。
少子化対策について、先週27日に、党の「『こども・若者』輝く未来創造本部」で「論点整理」を取りまとめ、小倉大臣に申し入れを行いました。また、31日には政府が、こども・子育て政策の強化についての「たたき台」を策定しました。党の提案を十分反映していただいたと受け止めています。
今月から「こども家庭庁」もスタートし、こども・子育て支援の取組みが加速していきます。引き続き政府・与党が連携して、6月の「骨太方針」までに政策の優先順位や財源の在り方も含めて議論を深めていきたいと思います。
統一地方選は、9日に前半戦の投開票日を迎えます。残り1週間、必勝に向け党の総力を結集して臨んでまいります。また、今週6日には参院大分補選、来週11日には衆院の4つの補選が告示となります。各選挙区での準備を加速し、挙党体制で臨みたいと思います。役員各位のご協力をよろしくお願いいたします。
高木国対委員長からは、今週の本会議日程及び委員会審議等について、昨日と同様の発言がありました。
野上参議院国対委員長からは、先週までの予算審議の御礼、昨日の決算委員会や今後の本会議日程等について、昨日と同様の発言がありました。
関口参議院会長からは、日切れ法案等の御礼など、昨日と同様の発言がありました。
世耕参議院幹事長からは、予算と日切れ法案および、決算委員会について、昨日の参議院大分選挙区補選への応援等について、昨日と同様の発言がありました。
森山選対委員長からは、今週から来週にかけて告示される国政補欠選挙の報告と、公明党の推薦決定について、昨日と同様の発言がありました。
萩生田政調会長からは、今後の政審の予定について、昨日と同様の発言がありました。
遠藤総務会長からは、総務会は、今週は案件がないため、取り止めとし、今後の総務会については、特に緊急の案件がない限り、国政補選期間中は、原則開催しない、と昨日と同様の発言がありました。
石田広報本部長からは、直近の世論調査結果について、説明がありました。
役員連絡会の概要は以上です。
質疑応答
- 朝日新聞です。防衛政策の3原則の運用指針の見直しについて、自公で4月下旬から実務者協議を始めるとの報道がありました。現時点で何かスケジュールが決まっているものがあるかということと、また広島サミットではウクライナ支援が重要なテーマの一つとなろうかと思いますが、そうした中でこの協議の方向性みたいなものを現時点でなにか想定されるものがあればお聞かせください。
- 現時点では、想定しておりません。しっかりとした議論を進めていかなければならないと思っております。
- 産経新聞です。先ほど、役員連絡会の中でもお話があったとご紹介されましたけれど、明後日、大分の補選をはじめとしてその後には衆院の補選もあります。その5つの補選に自民党としてどう臨むか、またその目標を改めてお聞かせください。
- 全力で総力を結集して臨んでいくということであります。一つ一つの選挙については、やはり勝つ方向で皆さん取り組んでいるということですから、我々、選挙に対応するものとしては全部勝つための方策を今、講じているということで全力で取り組んでまいります。
- 産経新聞です。先週来、立憲民主党の小西参議院議員が憲法審査会が毎週開催されていることについての一連の発言が批判されて、立憲民主党が幹事を事実上更迭したという経緯がありますけれど、このことが統一地方選、またこれからの衆参の補選、千葉の5区の補選に何らかの影響を与えているという風に自民党としてはご覧になっているでしょうか。
- それは有権者の方が判断されることであります。皆さんとの会見やオフレコの会見も含めてその中での話があったと承知をしておりますし、やはり憲法審査会をやっている方は、いつも真剣にいつも取り組んでいるわけでして、それを揶揄されるような形の発言というのは、やはり好ましくないと思っておりますし、極めて不誠実な発言であったと私は思っております。
