ニュースのカテゴリを選択する

記者会見新型コロナウイルス参議院予算国会

役員連絡会後 茂木幹事長記者会見

2022年22日(火) 9:50~9:58
於:党本部平河クラブ会見場

MOVIE

【冒頭発言】

役員連絡会の発言を紹介いたします。概要については昨日の役員会のものから変わっておりません。
私からは、冬季オリンピックの日本選手団の活躍の話、それから27日投開票の石垣市長選挙について昨日と同様の発言をいたしました。
また、昨日の衆議院予算委員会で採決された令和4年度予算案について、自民・公明に加えて国民民主党が賛成する形で予算委員会、採決という形になり、今日の本会議で可決して参議院に送れることになる。
また、それに加えて、昨日の役員会での岸田総裁の発言、採決に先立って国民民主党の玉木代表から、コロナ禍や国際情勢などの内外緊迫の折、本予算と税法について賛成すると連絡を受けた。予算への賛成を与党としても歓迎したいと考え、公明党の山口代表にも連絡をとり、今後とも緊密な意思疎通を図ることで一致をした。国民民主党から政策提言をしたいという話があれば、聞く耳は持っていきたいと、こういった昨日の発言を紹介させていただいたところであります。
髙木国対委員長からは、今日の令和4年度予算案と関連法案の衆議院での採決の見通し、そして、今国会におけます重要広範議案、各委員会の店開きに向けた動き等につきまして発言がありました。
岡田参議院国対委員長からは、憲法審査会の件、そして24日から令和4年度予算案の審議が始まる。その詳しい内容についても説明がありました。
関口参議院会長からは、来年度予算及び関連法案の早期成立を目指して、全力で頑張っていきたい。
世耕参議院幹事長からは、本日、予算案を参議院に送っていただくと3月23日の24時に自然成立という歯止めがかかった状況になる。その間に祝日もあり、衆議院と同等の集中審議をこなすことになると、かなりタイトな日程となる。緊張感を持って取り組むので、よろしくお願いするとの発言がありました。
遠藤選対委員長からは、石垣市長選挙について、お話がありました。
高市政調会長からは、政調審議会の日程について、それからウクライナ情勢が緊迫をする中で、外交部会、外交調査会の合同会議を開催した旨の発言がありました。
福田総務会長からは、今週の総務会の日程について発言がありました。
河野広報本部長からは、直近の世論調査の結果について報告がありました。
小渕組織運動本部長からは、組織運動本部団体総局では、わが党を強力に支援していただいている友好団体と率直な意見交換を通じて信頼関係を深めている。4月の参議院石川県選挙区補欠選挙をはじめとした各級選挙、とりわけ夏の参議院選挙に向けて、友好団体との協力関係をさらに強化していきたい。令和4年度の税制改正と予算について、団体からの主要な要望に対する回答を団体総局において取りまとめたという話がありました。
この発言を受けまして、齋藤団体総局長から、より詳細な説明、昨年11月に「予算・税制等に関する政策懇談会」を34回開催し、302の友好団体から、令和4年度予算・税制等に関する要望を受けた。これらの主な要望事項に対し、党としての回答を団体ごとに取りまとめた。これから団体総局関係団体委員会の正副委員長、126名いるということでありました。手分けをして、団体訪問を行い、フィードバックを行っていきたい。その他、訪問の際に党勢拡大要請や参議院選挙の支援依頼等々も行っていきたいと、こういう話がありました。
役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
NHKです。新年度予算案ですけれども、今日の本会議で通過する見込みとなっています。平成11年度小渕内閣の当時に次ぐ早期の通過ということですけれども、早期に参議院に送ることの意義についてお聞かせください。
Answer
これは一日も早く参議院に送ることが出来ていたら、一日も早い予算の成立というのが可能になってくるわけであります。今、コロナ禍、そして景気についても足踏み状況であったりとか様々な産業に影響が出ていると、更に我が国を取り巻きます安全保障環境等々も極めて厳しいという中で、また人づくり、人への投資とこういったものも進め、グリーン、デジタル、こういった分野への投資も拡大をし、更には賃上げと、こういったものを今後進めていくためにも極めて重要な内容が含まれている予算でありまして、一日も早い予算の成立、そして執行というのが、現下の日本の置かれている状況をより良い方向に持って行くために必要不可欠だと思っておりまして、そんな意味でも、23年ぶり、早さとしては小渕内閣に次いで2番目という早さで参議院に予算案を送付することが出来たというのは大きな成果だと思っております。
Question
NHKです。国民民主党との関係で伺いたいのですけれども、昨日の予算委員会に続いて、今日の本会議でも賛成する方針とお聞きしています。これについて一部、与党内からは今後の連携というものについての声も出始めていますけれど、現時点で将来的に国民民主党と何らかの協力関係というものを構築する可能性については、どのようにお考えでしょうか。
Answer
現時点においては、国民民主党として令和4年度予算の中には国民民主党がこれまで昨年の選挙であったりとか様々な予算審議を通じても要望してきた、重視してきた、こういう内容が多く含まれていると、こういう政策判断から賛成していただいたものだと考えております。今後、おそらく政策提言等々もあるのではないかなと思っておりまして、そういったものも真摯に受け止めていきたいと思っておりますが、今の段階でそれ以上のどういう展開があるかと、これは正に協議の中で色んな議論が行われる可能性はあるにしても、今、何か予断をもって申し上げられる段階ではないと思っております。