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役員連絡会後 二階幹事長記者会見

2021年6月1日(火)10:32~10:42
於:党本部平河クラブ会見場

二階幹事長

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【冒頭発言】(山口筆頭副幹事長)

本日の役員連絡会の概要を報告いたします。
森山国対委員長からは、本日13時からの本会議では、議了案件の採決等が行われる予定。
末松参院国対委員長からは、本日は7常任委員会が行われる。今週の本会議は、2日水曜、4日金曜に行われる。憲法審査会は2日水曜に開かれ、国民投票法について参考人質疑と意見交換が行われる。
下村政調会長からは、今週の政審は本日10時から開催する。
佐藤総務会長からは、総務会は本日11時から開催する。
小野寺組織運動本部長からは、5月24日から各種団体協議会懇談会を開催し、ウェブ会議システムを用いながら、友好団体と意見交換を行っている。本日午後に第6回目を開催する。
中谷中央政治大学院長からは、毎週開催している「まなびと夜間塾」について、 6月からは自民党結党以降の時代を扱う。ネットでも視聴できるので大いに活用いただきたい。

【冒頭発言】(二階幹事長)

いよいよ国会も終盤に入ったわけであります。残された重要法案を着実に成立させるために、各位の協力をお願いしたい。
9都道府県において、緊急事態宣言が6月20日まで延長されることになったことはご承知の通りであります。引き続いて、感染拡大防止とワクチン接種を始めとする政府の対応に、自民党としてもしっかり協力して参りたい。

質疑応答

Question
産経新聞です。LGBTの法案について伺います。昨日の役員会で総務会長から、今国会での提出は見送るという発言があったと思いますが、本日の役連でも総務会長から同様の発言はあったのでしょうか。
Answer
(林幹事長代理): ありました。
Question
産経新聞です。この法案を巡っては、超党派議連が早期の成立を訴えておりますけれども、改めて党としてどう対応されますか。
Answer
国会が、こういう日程状況の中でありますので、よく残された時間と事の重要性を考えながら最後の検討をしたいと思っております。
Question
NHKです。立憲民主党の枝野代表が内閣不信任案の提出について検討していく考えを示しました。幹事長は以前、不信任案が提出されれば、直ちに解散というお考えを示されていましたが、今もそのお考えに変わりはないでしょうか。
Answer
我々の発言は、ころころ変わるものではありません。いつでも解散に打って出て、国民の皆さんの本当の真意をお伺いしながら、政治に真剣に取り組んでいきたいと考えておりますから、直ちに解散の決意はあります。
Question
NHKです。このまま会期が延長されないとすると、緊急事態宣言が出されている中で、不信任案が出されて幹事長が仰る通り解散となると、緊急事態宣言下での解散ということになるのですが、国民の理解という部分で緊急事態宣言の中での解散は控えた方が良いのではないかという声も、根強くあるのですが、緊急事態宣言下での解散ということについてはどうお考えでしょうか。
Answer
まずこれは、周囲のご意見を良く聞いた上で判断したいと思います。
Question
時事通信です。菅原一秀議員の件でお伺いします。公職選挙法違反の疑いで捜査を受けている菅原一秀議員が離党の方向という報道が出ているのですけれども、事実関係についてお聞かせください。
Answer
本人からまだ直接詳しいことを伺っていないので、この場で私の方からの発言は控えたいと思います。
Question
朝日新聞です。今の質問と関連なのですけれども、政治とカネをめぐる問題が相次いでいることについて、国民の間からは不信の声が上がっているのですが、党としては、こうした信頼をどのように取り戻していくお考えでしょうか。
Answer
これは、政治とカネの問題というのは言われて久しいわけですから、我々、政治、特に選挙の試練を受ける者にとってはですね、大変重要な課題なのです。しかし、金のかからない選挙をしようということを言われるのですが、誰が一番望んでるかというと、候補者になる者が一番望んでるんですよ。ここのところをマスコミの皆さんにも十分理解していただきたい。金のかかる選挙なんか、希望してる人なんかいませんよ。誰が金がかかるような選挙になっていってるんですかということをね、みんなでもう一度考えてみる必要がありますよ。自民党は率先してそういうことに対して真摯に向き合っていきたいと思っております。
Question
共同通信です。こういった政治とカネの問題が、今後の次期衆院選や東京都議選に与える影響について、どうお考えでしょうか。
Answer
マスコミが捉えるのには捉えやすい課題ですしね、みんなが関心を持って見るわけですから、政治とカネの問題と言ったって、これは言われて久しいわけでありますよね。随分、政治とカネの問題はきれいになってきてるじゃないですか。このことはやっぱり、マスコミも一般国民の皆さんも評価していただいてしかるべきことだと思います。我々はその面にもっともっと励んでいくといいますか、努力をしていきたいと思っております。政治とカネと言いますけど、金なんか使って選挙をやりたいなんて思っておる者は誰もいないんです。少なくとも自由民主党の中にはいないんです。ですから、そういう認識で改めて考えてもらいたいと思います。政治とカネっていうと何か、立候補する者が金で選挙しようなんて、そんなこと思ってる人は誰もいませんよ。そんなことは決して普通のことではなくて、選挙に金がかかるなんて屈辱ですよ。政治を志す、真面目に政治を志す者にとって、金が必要だなんていうことを言われること自体がね、本当に屈辱といいますかね、我々は内心けしからん話だと思ってますよ。できるだけそういうことが国民に理解されるように、我々もしっかり努力をしていきたいと思っています。
Question
東京新聞です。政治とカネの問題は、きれいになってきているというふうにおっしゃいましたが、河井案里陣営の1億5000万円の支出を主導したことについては、幹事長が主導されたのか、安倍前総裁が主導されたのかはっきりしていないということなんですけど、そこの説明責任についてはどのように考えていらっしゃいますか。
Answer
(林幹事長代理): それに関しても、今まで何遍も聞かれておりまして、お答えしているところでございます。