役員連絡会後二階幹事長記者会見

2021年4月27日

2021年4月27日（火）10:28～10:36
於:党本部平河クラブ会見場

【冒頭発言】（山口筆頭副幹事長）

本日の役員連絡会の概要を報告いたします。
森山国対委員長からは、本日の本会議は13時に開会し、上がり案件6件の採決と法案の趣旨説明質疑を行う。所要1時間の見込み。次回の本会議は、連休明けに上がり案件の採決と、法案の趣旨説明質疑で立てる予定。国会においても一層の感染防止対策に努めながら、後半国会の法案処理を進めていく。
末松参院国対委員長からは、本日は8常任委員会が開かれ、2件の採決を行う。また本日は、内閣・総務の連合審査会が開かれ、デジタル5法案について質疑を行う。明日は本会議を10時に開会し、4件の採決を行う。本会議終了後に憲法審査会を開会し、自由討議を行う。
下村政調会長からは、昨日、ワクチンに関するPTで取りまとめた「ワクチン接種の可及的速やかな遂行と国産ワクチンの開発に向けた提言」を、本日、厚労大臣、ワクチン大臣に申し入れる予定。次回の政審は、5月11日に開く予定。
佐藤総務会長からは、次回の総務会は、5月11日に開く予定。

【冒頭発言】（二階幹事長）

一昨日、東京・大阪・京都・兵庫に緊急事態宣言が発出されたことはご承知の通りであります。各位におかれては、引き続き、感染拡大防止に一層の配慮と協力をお願いするとともに、特に、不要不急の外出自粛を徹底していただくよう、重ねてお願いを申し上げます。
参議院長野補欠選挙・広島再選挙は、皆様に大変ご尽力をいただきましたが、大変残念な結果になりました。謙虚にこれを受け止め、今後に備えてまいりたい。

質疑応答

: 毎日新聞です。緊急事態宣言の関連でお伺いします。昨年4月に1度目の緊急事態宣言が出た際は、選挙区に帰ることを控えるようにという通達を所属国会議員に出しておられます。2度目の緊急事態宣言の今年1月は、飲食を伴う会合への参加を控える通知をだしておられます。こうした通知を今回も出されるお考えはありますか。

: 各議員には、既にこれまで発出した文書で、最大限の対応を要請しております。引き続き、それを守っていただくことに尽きると思っております。

: 毎日新聞です。先ほどの幹事長の発言の中で、不要不急の外出自粛を徹底して欲しいというお話がありました。政府もそうした求めを国民に対して出しています。一方で、国会議員の皆さんにあたっては、秋までに衆院総選挙も予定されている中で、今回の宣言期間中の国会議員の方の東京と地元選挙区との行き来について、どのようにお考えでしょうか。

: これはもう常識でご判断してもらう以外、取り締まる方法はありません。

: 朝日新聞です。ワクチン接種についてお伺いします。政府は東京や大阪などで大規模な接種会場を設置する方針を固めました。幹事長は以前から感染拡大が続く地域については、ワクチンを重点確保するなどして迅速な接種を進めるべきだというお考えを示してこられたと思いますが、政府の今回の取り組みについてはどのように評価されていますでしょうか。

: :出来る範囲において懸命に努力されていると思います。しっかりやってもらいたいと思います。

: 読売新聞です。7月の都議選について、自民党は都議会第1党の奪還を目指していますけれども、衆院選も見据えると非常に重要な選挙になると思いますけれども、どのようにお考えですか。

: 東京都議会というと、首都の地域ですから、これはこれで極めて重要だということに関しては、私も全くその通りだと思います。しかし、あらためて考えてみれば、それぞれの地方選挙です。私はそれぞれの地域において、まず責任を負うべきであって、東京都議会の選挙だからといって国を挙げてなんかやれってのはおかしいじゃありませんか。それぞれの県のそれぞれの選挙に、国を挙げてどうこうしろなんて誰も言ってないです。東京都議会の奮起をお願いしたいと思います。