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2021年4月5日(月) 18:12~18:25
於:党本部平河クラブ会見場

二階幹事長

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【冒頭発言】(山口筆頭副幹事長)

本日の役員会の概要を報告いたします。
菅総裁からは、後半国会も本格的にスタートし、本日は参院決算委員会に出席した。引き続き 丁寧な説明をし、重要法案の早期成立に万全を期してまいりたい。
訪米については、諸般の事情が許せば、現地時間の16日にバイデン大統領との首脳会談を行う。バイデン大統領が直接会談する最初の外国首脳として迎えられる会談であり、その機会を活かし、日米間の連携と協力を深めてまいりたい。
まん延防止等重点措置を本日から、宮城県、大阪府、兵庫県で初めて実施する。1か月間、区域を限定し、集中的に対策を講じ、感染拡大を食い止めたい。
この際、飲食店への協力金は、事業規模に応じた仕組みにしたいと思う。各地で発生する波を、全国規模の大きな波にしないよう、対策を徹底してまいりたい。
今年度も一つ一つの課題に結果を出していきたい。
森山国対委員長からは、次回の本会議は、明日13時から。上がり案件(デジタル改革関連法、自然公園法)の採決と、システム標準化法の趣旨説明質疑を行う。所要1時間30分の見込み。次々回の本会議については明日協議するが、8日木曜に上がり案件の採決と法案の趣旨説明質疑で立てる予定。
末松参院国対委員長からは、明日は参議院先議法案の趣旨説明を行い、審議入りしていく予定。明日、衆院から送付予定のデジタル5法案については、本会議登壇の日程について協議しているが、14日水曜の本会議で趣旨説明質疑を行う予定。
関口参院会長からは、後半国会では、決算審議をはじめ、重要法案や山積する課題に全力で取り組んでまいる。
世耕参院幹事長からは、参院長野補選・広島再選挙について、私も明日は広島、明後日は長野に入り、現地対策を行う。両選挙ともに激戦となるが、全力で頑張ってまいりたい。
小渕選対委員長代行からは、参院長野補選・広島再選挙が、8日木曜に告示となる。両選挙の必勝を期し、協力をお願いする。
下村政調会長からは、今週の政審は、明日開催し、「尖閣諸島をはじめとする我が国の領土・領海・領空を断固守り抜くための緊急提言案」の審査を予定。国家公務員法等の改正案については、準備が整い次第、平場の部会手続きを行う。順調に進めば、13日火曜の政審で審査を行いたい。
佐藤総務会長からは、4月2日の総務会で、坂井内閣官房副長官より、法案等の誤記の再点検と再発防止への取り組みについて説明を受けた。今回が良い機会になったという観点で、政府と一体になって反省し、実効性のある再発防止を考えていかなければならないと総括した。

【冒頭発言】(二階幹事長)

宮城・大阪・兵庫でまん延防止等重点措置が適用されました。新型コロナが再拡大している地域もあり、あらためて、感染拡大防止に最大限の配慮をお願いしたい。
今週より、参議院長野補欠選挙および広島再選挙が始まることは、ご承知の通りです。それぞれ必勝に向けて、全力で戦い抜いて参りたいと考えております。ご支援、ご協力をお願い申し上げます。

質疑応答

Question
朝日新聞です。こども庁についてお伺いします。先週、菅首相から党本部で、こども庁創設に向けた総裁直属の機関を設置して、検討するよう指示されたと思うのですが、今後どのような議論を、この場で展開したいとお考えでしょうか。
Answer
党内から、これに対して専門的に勉強している人たちもおられますから、こういう方々のご意見も聞いて、総理の強い思いがあるわけでありますから、出来るだけ早く議論を始めていきたいと思っております。
Question
朝日新聞です。自民党の一億総活躍推進本部が近く、政府に対して選択的週休3日制の導入の検討について提言する予定なのですが、それは新型コロナの影響で多様な働き方を探る狙いがあるのですが、週休3日制についてどのようにお考えですか。
Answer
これは、多くの皆さんのご意見もよく聞いた上で判断していきたいと思っております。
Question
東京新聞です。先週のことなのですが、坂井官房副長官が官邸の中で、無派閥グループの会合を開いて、官邸を使ったことで私物化だという批判もありますが、これに対してどのようにお考えですか。
Answer
議論の余地もないことだと思っております。ここではその程度のことで、彼がどういう事をしたかとかどうかについて、私が言及することではないと思っております。
Question
毎日新聞です。こども庁の創設について次期衆院選の公約で盛り込むお考えは、今のところございますか。
Answer
それがどういう提案になるか、出来るかということを検討した上でだと思いますが、当然それも国民の皆さんに呼びかけるということがあってもいいのではないかと思っております。
Question
毎日新聞です。今回のこども庁の創設の検討にあたって、長年の課題となっていた幼稚園と保育園の一元化についても取り組むお考えはありますか。
Answer
これは専門家の意見をよく聞いて対応すべきであって、政治の側から、あるいは自分が日頃幼稚園とか保育園という問題を、親の立場から見て感じている問題と、専門的なご意見とあるでしょうから、これは十分聞いた上で対応したいと思っております。
Question
共同通信です。こども庁に関連してお伺いします。党内につくる79条機関についてなのですが、それは総務会での決定が必要だと思いますが、この決定する総務会は、週内にも開いて決定するということでしょうか。
Answer
(林幹事長代理): 来週の火曜日です。
Question
テレビ朝日です。こども庁について伺います。現在、子供に関する政策を担当する省庁は複数に跨っていて、縦割り行政の問題が指摘されているのですが、今後こども庁をつくることによって子供に関する行政の在り方は、どうしていくべきかお考えをお聞かせください。
Answer
こども庁の議論の中で、自ずから集約されていくだろうと思っていますから、それにお任せしたいと思います。
Question
産経新聞です。衆院の解散について伺います。昨日、放送されたテレビ番組で、幹事長が今国会で不信任案が出されれば、直ちに解散だと重ねて仰いましたが、その発言の真意として、党としては選挙を戦う準備が出来ているということでしょうか。
Answer
選挙の準備は、明日あってもいいほど準備が出来ております。我々は常に国民の皆さんの審判を仰ぐ、その謙虚な気持ちをもって進んでいかなければいけないので、選挙がいつあるかなんておろおろしているのではなくて、選挙はいつでもいい、明日でもいい。こういう気持ちで対応していきたいと思っております。
Question
産経新聞です。野党側は、コロナが収束しないうちは、選挙は難しいというふうに考えているのですが、幹事長としては不信任案が出されれば、これは真意を問う大義になるとお考えですか。
Answer
不信任案を出されたままで、政治を進めていくわけにはいかない。やはりその状況の中において、国民の皆さんが決めることです。国民の皆さんがその事態で、いかにお考えであるかということよく聞いた上で、政治を前に進めていきたい。こう思っております。
Question
中国新聞です。先ほど、広島の再選挙、長野の補選について全力でやっていくと述べられました。広島の選挙は、政治とカネがテーマになりますが、自民党として広島の再選挙は、どのようにクリーンな選挙をやっていきたいか、お考えをお聞かせください。
Answer
クリーンな選挙はクリーンな選挙です。しっかりやりますから見ていてください。
Question
朝日新聞です。幹事長のご発言に対して、立憲民主党の江田憲司代表代行が、今日の会見で不信任案を出したいのは、やまやまだというふうに、しかし今はコロナの対策が最優先だとして、こういう話はもうやめた方がいいとも述べられました。以前に比べて少しトーンダウンしたかたちになっていると思うのですが、これについてはどのようにお受け止めでしょうか。
Answer
常識的なご判断でしょう。我が方はいつでも準備が出来ております。