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記者会見予算国会参議院

二階幹事長ぶら下がり (令和3年度本予算衆院通過を受けて)

2021年3月2日(火)18:48~18:53
於:院内第14控室

二階幹事長

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【冒頭発言】

十分な審議をいただいて、参議院に送付することが出来たことは大変うれしいことであります。 関係者のご努力に心から感謝を申し上げたいと思います。
引き続き、参議院でも精力的な熱心なご審議をお願いし、国民の皆さんのために一日も早い予算の成立にしっかり力を尽くして頂きたい。

質疑応答

Question
日経新聞です。追加の経済対策の必要性についてお伺いします。参院に送付された予算の成立後に、経済対策の必要性を指摘する声が自民党内に出ております。予備費の活用ですとか、もしくは新たに補正予算案を編成するとか、追加の経済対策の必要性についてはどうお考えでしょうか。
Answer
これから、この予算成立の後をよく見据えて対応していきたいと思っております。
Question
日経新聞です。衆院の予算審議の過程でも、与野党からコロナ禍の長期化を受けて、打撃を受けている事業者や生活困窮者への現金支給について、提起する場面が幾度とありました。現時点でそういう困窮する個人や、事業者への追加の現金給付の必要性についてはどうお考えでしょうか。
Answer
財政的にうんとゆとりがあれば、そういう事に対しても出来れば好ましいことではありますが、財政状況等を見据えて、今ご質問のことについては、よく考えてみたいと思います。
Question
読売新聞です。今回、通過した予算は106兆円ということで、この内新規国債発行額は、43兆円という莫大な借金を背負っている形になっておりますけれども、この財政再建についてはどのように考えていますか。
Answer
財政再建ということに関しては、我々は片時も頭を離れたことはありませんが、だからといってそのことにばかり、神経を集中していたのでは国民の皆さんが期待するような、景気、経済の展開ということにも難しいことになってきますから、そこのところのバランスといいますか、塩梅をよく考えながら、対応していくということが今後大事なことではないかと思っております。 財政のことは、重ねて申し上げますが、片時も忘れたことはありません。
Question
NHKです。今回、審議の過程で総務省の接待問題等もある中で、そうした中でも参議院で自然成立する、目指していたリミット内で衆議院通過することが出来ました。この点についてどのように受け止めましたか。
Answer
我々自民党を中心として、与党が国民の皆さんの期待に応えて、一生懸命、誠実な国会審議を展開していったことが、国民の皆さんや、多くの関係者の皆さんの理解が得られたというふうに思っております。
Question
時事通信です。予算の審議の中では、総務省や農林水産省の接待などの問題で、国民の疑念を抱くことになりましたが、今日までの政府側の説明で国民に対して理解は得られることが出来たとお考えでしょうか。
Answer
国会のご審議をいただいて、今日こういう終末を迎えたわけですが、そうしたことに対して反省すべきところは大いに反省し、今後の国政の運営にしっかり対応していきたいと思っています。