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2021年1月19日(火)10:20~10:33
於:党本部平河クラブ会見場

二階幹事長

【冒頭発言】(山口筆頭副幹事長)

本日の役員連絡会の概要を報告いたします。
昨日の役員会の発言内容とほぼ同様でしたので、主要点のみ報告いたします。
森山国対委員長からは、代表質問は20日水曜日13時からと21日木曜日14時から行われる。わが党は二階幹事長が質問に立つ。衆参両院での代表質問が終われば、来週から補正予算、さらにはコロナ特措法等の審議に入る。
末松参院国対委員長からは、代表質問は21日木曜日、22日金曜日に行われる。21日は10時に開会し、武見敬三議員が質問に立つ。22日は10時に開会し、渡辺猛之議員が質問に立つ。
下村政調会長からは、本日の政審では、コロナ関連特措法、所得税法、関税定率法等の審査を行う。「コロナ感染症の収束に向けた取組み・工程に関する提言」についても、了承された場合は、本日午後、総理に申し入れを行う予定。昨日、河野太郎大臣がワクチン担当大臣にあらたに任命されたとのこと。 党としても、鴨下一郎議員を座長とするワクチン対応PTを設置し、党を挙げて取り組んでいく。
佐藤総務会長からは、総務会は本日11時から開催する。コロナ関連の法案等、3件を審議する。

以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

昨日も申し上げたことですが、念のためお願いします。いよいよ通常国会が始まりました。昨日の菅総理の施政方針演説は、新型コロナ収束への強い決意と、その先の社会の変化を見据えた堂々たるものであったと高く評価をいたしております。
党としても、国民の声にしっかりと耳を傾け、予算の早期成立、コロナ対策等に全力を尽くし、実り多い国会にしてまいりたいと念じております。皆様のご協力をお願い申し上げる。
なお、衆議院での党の代表質問は、私が行わせていただくことになっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

以上です。

質疑応答

Question
フジテレビです。先ほどお話にもありましたが、昨日河野太郎大臣がワクチン接種を担当する大臣に任命されましたが、受け止めをお願いします。
Answer
政府と一体となって、国民の皆さんのご心配に対してですね、全力を尽くしてこの問題に果敢に挑戦していくという姿勢であります。
Question
フジテレビです。ワクチン接種を担当する大臣というものを新たに任命したことに対する受け止めをお聞かせください。
Answer
ワクチンを速やかに、しかも大量に、大人数の皆さんに接種してもらわなければいけないことですから、ちょっと口で言ってるわけにはいかないわけです。それに対し相当の気構えでやってもらいたいということを内外に発したわけであります。その思いをね。
Question
毎日新聞です。ワクチンの関連ですが、先日菅総理や、二階幹事長もワクチンの積極的な接種の意向を見せられましたが、政治家の皆さんの接種に関して何かご意見、お考えはありますか。
Answer
これは政治家だからどうだっていうわけではありませんが、こうした時には率先して行うべきものだと考えております。他のことは遠慮して、後ろに回ってこういう時は前に出てやるということですね。
Question
朝日新聞です。ワクチンの関連なんですが、河野大臣は行政改革担当をされていまして、菅総理と同じく神奈川県の選出でもあると思うのですが、河野氏を充てた人選に関してはどのように考えておられますか。
Answer
適材適所、こういうことに尽きます。自民党は人材豊富ですから、それに代わるべき者をもっと用意しろといったらいくらでも準備できますが、今とりあえず河野さんだけでいいと思います。
Question
テレビ朝日です。この週末にも各社世論調査が行われましたけれども、内閣支持率の下落傾向が続いています。特に政府のコロナ対応をめぐって厳しい意見が見られますけれども、こうした状況を打開するために今、どんな対応が求められているとお考えでしょうか。ワクチン接種が進めば切り札になるのではないかという見方もありますけれども、お考えをお聞かせください。
Answer
ワクチンを早く対応するということが、国民の皆さんの望んでおられることですから、それをしっかりやることが大事だと思います。しかし、色々な政策をうっていく上において評価は高いほどありがたいし、それに越したことはありませんが、そんなこと右顧左眄するのではなくて、やるべきことを徹底的にやるとこういう事です。
Question
TBSです。さきほど、山口筆頭副幹事長からもご紹介がありましたが、党で議論するコロナ対策の提言が了承されれば午後にも総理に申し入れの予定ということですが、ワクチンも含めて党として今後、政府の対応に期待することがあればお願いします。
Answer
党は、こういう時に率先して政府をリードしていく。それぐらいの気概で対応して参りたいと思います。命がけの問題なのですから。
Question
共同通信です。五輪開催の関連で改めて伺います。昨日総理は施政方針演説の中で五輪の準備については改めて準備を進めていくというような決意を表明されましたが、幹事長も改めて開催の是非について今のお考えをお聞かせください。
Answer
あらゆる困難を乗り越えてですね、国民の期待、世界の皆さんの期待に応えるべきだと思います。
Question
共同通信です。各社の世論調査等では、コロナを踏まえて五輪開催に慎重であるとか反対の意見も根強いようですが、こういった声についてはどのように受け止めていますか。
Answer
それはそれなりにしっかりと受け止めておけばいいのではないでしょうか。
Question
時事通信です。五輪開催なのですが、昨日、下村政調が3月下旬頃に開催の最終判断をする時期が来るのではないかという見方を示したのですが、開催の判断の是非はいつ頃だとお考えでしょうか。
Answer
こうした問題に関しては、最終的に政府が判断、決断すべきことではありますが、出来るだけ早いうちに方向を決めればいいと思いますが、常に積極的に前を向いて進んでいくということがなくてはならないと思います。ここで五輪を開催するのしないのと躊躇している問題ではない。問題は、コロナということに対してどう対応するかという課題、これどう解決するか、乗り越えることが出来るかどうかだという問題だと思います。
Question
東京新聞です。今日の政審、総務で了承される見込みの新型コロナ特措法と感染症法の関連でお伺いします。政府が示した法案では、これに懲役刑であったり、罰則ないし過料が含まれるとのことですが、これについては一部慎重な対応を求める声もあります。お考えをお聞かせください。
Answer
これは、国民の皆さんを信頼しないわけではありませんが、こうした問題に対して国を挙げて対応すると、しかも1年も2年もかかって対応するわけではなくて直ちに対応するということでありますから、罰則も用意して、何もその罰則にみんな縛ってしまうというわけではないのです。しっかりやりましょうということを言っているわけです。そこは誤解のないように。
Question
産経新聞です。昨日、静岡県内のコロナ感染者からイギリスで流行している変異種が発見されたと厚労省が発表しました。これはまだ感染経路が不明で市中感染の可能性も指摘されていますけど、党としては政府にどういった対応を求めるのでしょうか。
Answer
党は、いまさら申し上げるまでもなくこうした問題に対しては、政府がしっかり最新の注意を払って対応されるでしょうから、その対応を待っております。
Question
産経新聞です。関連ですが、政府のこれまでの水際対策に関してはどう評価されますか。万全だったのでしょうか。
Answer
一生懸命やっているわけですから、万全でしょう。
Question
毎日新聞です。先ほどの五輪の開催とも関連して、五輪の開催が危うくなるとなかなか、菅総理の解散の時期の判断、選択肢の幅が余計に狭まるのではないかということもあり、4月の補選に関しても、補選と同日で総選挙を行うのではないかという見方もありますが、その辺りの解散の時期についてのお考えをお願いします。
Answer
解散については、内閣総理大臣の最大の権限でもあるわけでもありますから、総理ご自身のご判断にゆだねることにいたしまして、党はいついかなる日に解散があっても、その選挙に対応できる。選挙の準備だけは、コロナの状況にあっても怠りなく対応している。ご安心をいただきたいと思います。