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2020年11月16日(月)13:03~13:13
於:党本部平河クラブ会見場

二階幹事長

【冒頭発言】(野田幹事長代行)

政府与党連絡会議の概要を報告いたします。
菅総理からは、新型コロナウイルスの感染状況については、新規陽性者数の増加傾向が顕著になってきており、特に、北海道や、東京、大阪、愛知などでその傾向が著しくなっている。
各自治体と緊密に連携しながら、最大限の警戒感を持って感染状況に応じた対策を実施している。
先週火曜に、新たな経済対策の策定を指示した。経済対策の柱としては、(1)新型コロナウイルス感染症の拡大防止策、(2)ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現、(3)防災・減災、国土強靭化の推進等の安心・安全の確保、としており、今後、これらを内容とする今年度の第3次補正予算を来年度当初予算と一体として、いわゆる「15か月予算」の考え方の下で編成する。感染拡大防止と経済社会活動の両立を実現するため、効果的な対策としたいと考えており、今後、とりまとめ作業を進めてまいる。
本日は先程、バッハ会長とお会いし、来年の東京オリンピック・パラリンピックを必ず実現し、安全・安心な大会の成功に向け、緊密に協力していくことで一致した。
下村政調会長からは、総理より党にも3次補正予算の指示を受け、今月の27日までに取りまとめる予定。しっかり対応していきたい。
関口参院会長からは、全ての法案の成立に向け、政府与党と緊密に連携し、取り組んで参りたい。
森山国対委員長からは、次回、次々回の本会議は19日(木)と20日(金)を予定。上がり法案の採決のほか永年在職議員表彰や同意人事などを行う見込み。

【冒頭発言】(二階幹事長)

菅総理の「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」との決意を踏まえて、党に「2050年カーボンニュートラル実現推進本部」を設置することにいたしました。2050年カーボンニュートラルの実現は、国家的課題であり、中長期にわたって全省庁が取り組まなければならない極めて重要であり、困難な課題であります。同本部は総裁直属の組織とし、私が本部長を務め、党一丸となってこの課題に取り組み、政府の対応をしっかり支えて参りたいと考えております。臨時国会も後半戦に入り、参議院にもご協力をいただきながら、引き続き、政府与党は一体となって、重要法案の審議・成立に向け、しっかり取り組んでまいりたいと考えております。


以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。先ほど開かれた、政府与党連絡会議についてお伺いします。これまでは自民党総裁と公明党代表まで挨拶が公開されてきたと思うのですが、今日は二階幹事長のご挨拶もマスコミに公開されました。以前、この会議について問題提起されていたと思いますが、今回の意図、狙いについて教えて下さい。
Answer
自民党の幹事長の発言にもそれぞれ意味があることですから、それは公開が当たり前です。特別に感想を述べるほどでもない。そんなことがなされてなかったことがおかしい。
Question
毎日新聞です。通常国会の召集時期についてお伺いします。一部報道で、1月8日召集が軸、あるいは12日召集の案もあるという報道が出ていますが、上旬あるいは中旬以降など、お考えはありますか。
Answer
特に政府からまだ聞いておりませんから、近く我々の考えをまとめて対応します。
Question
テレビ朝日です。GOTOキャンペーンについて、コロナの感染が再拡大している中で、世論調査を見てもGOTOキャンペーンは一度中止するべきじゃないか、という声も挙がってきています。感染拡大している地域を対象から一部外したりですとか、GOTOキャンペーンを見直したりする必要性についてどうお考でしょうか。
Answer
今、慌てて判断するよりも、もう少し慎重に見守っていきたいと思います。
Question
北海道新聞です。北海道、東京中心に全国的にコロナの感染者が増えています。緊急事態宣言を再び出す必要性についてはどうお考えですか。
Answer
今現在直ちにということは考えておりませんが、色々なことを想定して慎重に対応したいと思います。
Question
北海道新聞です。新型コロナの経済的な影響が続いていることから、党内の一部の議員から、もう一度現金給付を行うべきではないかという案も出ています。以前は、これに関して国民の税金なので、慎重なお考えを示されていましたけれども、改めてお考えは。
Answer
考えは、そう時々かわるものではありません。
Question
共同通信です。衆議院の解散総選挙の時期についてお伺いします。先週金曜日のBS番組の中で、総理と解散についてまだ突っ込んだ話はしていないが、総理としては自分が就任以来わずか10カ月とか、1年足らずではあったけれども、これだけのことをしたと、更にこれから大いにやっていくと国民の支持をいただきたいと、こういう形で解散を頭に描いているかもしれないとおっしゃった。10カ月とか1年足らずと、かなり具体的な数字を答えられていましたが、その真意は。その時期にあるとお思いでしょうか。
Answer
任期はそれだけしかないじゃないですか。
Question
共同通信です。10カ月となると来年の7月頃になるわけですが、その辺りはどういう根拠で述べられたのですか。
Answer
任期はそれだけしかないじゃないですか。
Question
NHKです。GDPについてお聞きします。7月から9月期のGDPが前の期から比べて21.4パーセントプラスになりました。前の期は、そもそもコロナの影響で大幅に落ち込んだということが要因ではあるのですが、そのプラスの期となったことについてお考えは。
Answer
国民の皆さんのご協力、関係者の皆さんのお力添え、自民党の政策、全て上手くいったわけでしょう。これからも慎重にそのことが、その調子で推移出来るようにしっかり見守っていきたいと思います。
Question
NHKです。回復はしたのですが、コロナ前に比べるとまだかなり低い水準でして、今後も経済対策というのが必要になってくると思うのですが、一方感染拡大もある中で、この両立というのは、どのように取り組まれるのでしょうか。
Answer
ここは十分慎重に見極めて行きたいと思います。
Question
日経新聞です。通常国会の解散の関連です。通常国会を年明け上旬など、早めに召集して2月などの早期解散につなげるシナリオは、可能性としては薄まっているとお考えでしょうか。
Answer
全く聞いておりません。
Question
読売新聞です。本日、菅首相とIOCのバッハ会長が会談したということで、五輪開催が実現すれば、菅政権の大きな実績になるのではないかと思いますが、どうお考えですか。
Answer
総理はおそらく、やろうという決意を持っているでしょうから、そういう事で協力していきたいと思います。
Question
時事通信です。次期衆院選についてなんですが、比例復活が2回以上の議員に対して重複立候補をさせないという方針を厳格に適応すると総理と選対委員長が確認したという話があるのですが、どうお考えですか。
Answer
まだ、聞いておりません。