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政府与党連絡会議後 二階幹事長記者会見

2020年10月6日(火)13:08~13:14
於:党本部平河クラブ会見場

二階幹事長

【冒頭発言】(野田幹事長代行)

政府与党連絡会議の概要を説明いたします。
菅総理からは、総理総裁に就任し3週間が経った。まずはコロナ対策と経済回復が最重要課題だ。今後の検査・医療体制に万全を尽くす。検査をしっかり行った上で経済再生のために国際的な人の往来を再開していく。
デジタル庁については年末までに方針を決定し、来年通常国会に法案提出する。行政のデジタル化については市町村ごとにシステムがバラバラであり、支障をきたしている。5年後の令和7年度末までに業務システムの統一・標準化を目指したい。
不妊治療は関係省庁に指示し保険適用を早急に検討する。それまでの間、現行の助成も拡大する。
二階幹事長からは、政府与党連絡会議のあり方について検討してはいかがか。
下村政調会長からは、政調では本日すべての部会の人事が固まったので、臨時国会への提出予定法案の審査をはじめ、本格的に活動をスタートさせたい。新型コロナ対策はもとより、デジタル化の推進、防災・減災・国土強靭化などの諸課題について、政府と連携しながらスピード感をもって取り組んでいきたい。
その他の党役員の発言については、今朝の役員会と同様でございますので割愛いたします。


以上です。

質疑応答

Question
フジテレビです。二階幹事長から、政府与党連絡会議のあり方について検討されてはいかがと発言されたとありますが、それは具体的にどういったことですか。
Answer
これから多いに検討して、いつまでもいつまでも同じ調子というか、同じことだけではなくて、何か新しい方法を検討するのは、当然のことではないですか。
Question
日経新聞です。政府与党連絡会議のあり方について、問題意識がどこにあるのかもう少し具体的にお話いただけますか。
Answer
(野田幹事長代行):今日のご発言の趣旨は、この連絡会議が長らく続いてきて、見直すところは見直す。あり方について今後、幹事長室は林代理と加藤官房長官の間で、包括的に問題点を抽出したり、課題を抽出して取り組んでいくと思います。
Question
読売新聞です。林代理が政府与党連絡会議に入るということも、一つの形ということですか。
Answer
(野田幹事長代行):政府与党連絡会議には今日から入っていらっしゃいます。
Question
読売新聞です。学術会議についてお伺いします。2017年に、防衛装備庁の安全保障技術研究推進制度について反対する声明を出したのですが、これについて一部の研究者からは、安全保障にかかわる研究の禁止を大学などで強要していることこそ学問の自由の侵害だと学術会議の対応を批判しています。学術会議を巡っては、会員の選考過程や会議の運営が不透明だという指摘もあります。今後、学術会議のあり方を含めて、党全体で議論していく考えはありますか。
Answer
(林幹事長代理):それは、政調のほうでこれから議論すると聞いております。詳しくは聞いておりませんが、政調会長が部会で取り組むとおっしゃっていました。
Question
NHKです。経済対策について、総理からお話があったということですが、3次補正の必要性についてはどうお考えですか。
Answer
必要があれば積極的にやっていくべきだと思っています。
Question
NHKです。3次補正の必要性があると判断された場合は、通常国会でやるというのが時期としては適切ということですか。
Answer
国会の現場とよく相談してやります。
Question
日経新聞です。学術会議について、今回、会議側からの推薦を受けた方の一部を任命しなかったという判断については、問題ないと幹事長は判断なさっていますか。
Answer
皆が見識をもって対応しているわけですから。