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記者会見全世代型社会保障人生100年時代講座予算

役員連絡会後 二階幹事長記者会見

二階幹事長

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【冒頭発言】(高鳥筆頭副幹事長)

本日の役員連絡会の概要を報告致します。
世耕参議院幹事長からは、今国会、特記すべき事項として、森ゆうこ参議院議員の国会における発言があります。外部の方に対する名誉棄損に当たる発言と、その方の住所を公表したという事案だ。その方を支援する方々から、名誉を守る請願も出されている。院内での発言は院外で責任を問われないものの、民間人のプライバシーの侵害がされないよう配慮しなければならないと思う。参議院として、今後注視し、対応したいとの発言がありました。
岸田政調会長からは、全世代型社会保障制度については、本日15時から人生100年時代戦略本部を開催し、議論を行います。
中谷中央政治大学院学院長からは、立党65年を記念して、来年1月16日から、中央政治大学院主催で「まなびと夜間塾」を開講し、明治維新以降の日本の近現代史を学ぶことにより、現行憲法制定の経緯や、改正に向けた機運醸成を図りたい。再来年2月19日まで全24回の講座である。対象は国会議員、秘書、友好団体、地方政治大学校受講者、まなびとスコラ登録会員、県連関係者、インターンシップ参加学生等であり、詳細はお手元の資料の通りであります。


以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

今国会は、会社法や日米貿易協定、台風被害からの復旧復興等、多くの重要課題が議論され、しっかりとした結果を出すことができました。昨日の役員会では、安倍総理から法案や条約の成立に関して、党役員の活動に対しての謝意がございました。
また、10兆円を超える補正予算編成に道筋を付けると同時に、現在、来年度の税制改正と予算編成の議論が行われていることはご承知のとおりであります。今年も残り三週間、一日たりとも気を緩めることなく、重要な責務を全うしてまいりたい。


以上です。

質疑応答

Question
毎日新聞です。安倍総理は昨日の会見で、憲法改正について、必ず私の手で成し遂げていきたいと述べ、改めて意欲を示しました。どのように受け止めていますか。
Answer
安倍総理は当初から熱心な憲法改正論者でありましたが、その思いをいよいよ実行の段階に来たという決意を持ってお述べになったんだと思います。
Question
読売新聞です。今後、自民党としては憲法改正にどのように取り組むお考えでしょうか。
Answer
できるだけ党内でそれぞれの議員の皆さんから意見を聞いて、活発な憲法論議を展開してまいりたいと思います。同時に、自民党の議員にはそれぞれの選挙区において憲法問題について議論を呼び起こすチャンスがあれば、しっかり対応してもらいたいと思っております。
Question
読売新聞です。総裁の任期は2021年9月までとなっています。党として、この任期中に憲法改正を成し遂げていきたいというお考えなのでしょうか。あるいは、この任期中に間に合わない場合は、安倍総裁の四選も辞さないという覚悟で考えているのでしょうか。
Answer
任期中に成し遂げるべく努力することは当然ですが、それが叶わない場合は、その時の政治情勢あるいは国会日程等を睨んで対応するということが大事だと思っております。
Question
NHKです。選挙区で議論するチャンスがあればということで、憲法改正議論についての言及がありました。今、憲法集会を各地で開催していますが、それによって国民の憲法に対する理解は深まっているとお考えでしょうか。
Answer
まだまだ十分深まっているとは思っておりませんが、さらに努力をすることは大事だと思います。憲法問題に対しては常に大事なことでありますから、国会議員の国政報告会等において必ずこの問題に触れていただくように、これから党内にも伝えていきたいと思っています。
Question
TBSです。憲法改正に関連して、麻生副総理は月刊誌のインタビューで、本気で憲法改正をやるなら総裁四選も辞さない覚悟が求められるというふうに発言をされています。幹事長は、憲法改正に関して、安倍総裁の四選が必要だとお考えでしょうか。
Answer
憲法改正問題と総理の四選問題と、一緒にお考えになっているんだと思います。今の発言はね。それはそれで副総理のご発言だということで、一応そのお言葉通り受け止めておきたいと思います。
Question
共同通信です。幹事長としては、任期中に憲法改正が叶わない場合は四選もありうべしとお考えでしょうか。
Answer
今からまだ十分議論がこれからという時に、叶わない場合はどうだというようなことをここで発言する必要は無いと思います。
Question
時事通信です。総理は昨日の会見の中で、国民の信を問うべき時が来たと考えれば、解散総選挙を躊躇することは無いと発言されました。これについての受け止めをお願いします。
Answer
一般論としておっしゃったんじゃないかと思います。まだ総理のそういうご決意を直接聞いたことはありません。
Question
産経新聞です。若手の選挙対策について、先月から若手を対象とした選挙ラボを開いたり、自由民主の個人版を作成するなどの取り組みを始めています。党として若手の選挙対策に力を入れる狙いについてお願いします。
Answer
われわれも若手の時代があったわけでありますが、選挙活動というのは片時も忽せにしてはならない。それをじっと選挙区の皆さんが見ているわけですよね。ですから、それに対してしっかり頑張っているという姿勢がまず大事ですから、片時も忽せにしてはならないということはこれからも言い続けてまいりたいと思います。しかしまぁ選挙は個人の責任なんですよ。行き着くところは個人なんです。党がどうだ国家がどうだ総理がどうだと言ってみたところで、それは演説でおっしゃることであって、実際のところはご本人がどれだけ死にものぐるいになって頑張るかということですね。そこをしっかりやってもらいたいということに尽きると思います。
Question
北海道新聞です。昨日で閉会となった国会ですが、会期中に閣僚を辞任された菅原 一秀氏と河井克行氏は最後まで国会への欠席を続けました。幹事長は以前、議員個人の問題という認識を示されましたが、今もそのお考えに変わりは無いでしょうか。
Answer
党所属の国会議員のことですから、個人の問題とだけ言い切れるかどうかは今のご質問の趣旨もそこらにあるんだろうと思いますが、よくこれから本人の意向とも確かめてみたいとも思っております。