政策孤独・孤立子供

孤独・孤立対策特命委員会が石破総理、三原大臣へ提言を申し入れ

石破総理に提言を申し入れる孤独・孤立対策特命委員会役員

孤独・孤立対策特命委員会は、5月22日に三原じゅん子内閣府特命担当大臣、6月2日に石破 茂内閣総理大臣に提言の申し入れを行いました。

提言では、孤独・孤立状態の「予防」を重視し、これまでの取り組みの成果と課題を踏まえ、重点的な強化策を提言しました。特に子どもの自殺対策を社会全体の課題と捉え、本委員会の下に「こどもの自殺対策PT(山田太郎座長)」を立ち上げ
安心できる「第三の居場所」の創出、24時間SNS相談窓口の充実、自殺未遂者への伴走型支援、背景調査指針の改訂などを求めております。

孤独・孤立対策では、地方自治体の官民連携プラットフォームや地域協議会の構築支援、NPOによる多様な居場所づくり等への支援、つながりサポーターの普及、相談ダイヤル「#9999」等の利便性向上などを推進。また、国際的な知見の発信やWHO等との連携、博物館・公園などを活用した社会的処方の促進も提案しました。

さらに、孤独・孤立対策推進法の施行1年を迎え、法の理念である「望まない孤独・孤立」の予防と早期対応を社会全体で実現する体制整備の重要性が強調された。本委員会は、孤独・孤立を「自分事」として捉え、支え合う社会を築くべきと提言しました。

PDF

孤独・孤立対策特命委員会 提言

PDF形式 (1.5MB)

三原大臣に提言を申し入れる孤独・孤立対策特命委員会役員