
石破茂総理大臣へ申し入れを行う水産総合調査会
本提言は、海洋環境の激変の中、変化に適応し未来の漁業を持続可能なものとするため、水産政策を抜本的に見直すことを求めています。
提言では、主な項目として、下記の事項を掲げております。
(1) 資源調査・資源評価のリアルタイム化、新たな操業形態への転換促進、遠洋漁業の構造再編、IUU漁業対策の強化。
(2) 地域漁業の協業化・法人化の推進、水産高校卒業生の漁業就業の促進、漁船環境や研修体制の整備など働き方改革の推進。
(3) 海業の全国展開、廃漁網のリサイクル、藻場・干潟の保全といった漁業者支援活動の支援、「ぎょしょく」の考え方による取組の促進と簡単な調理・掃除等の情報発信の強化。
今後も養殖業や水産加工業の分野についても議論を進め、総合的な水産業強靭化計画を策定することを求め、豊かな浜づくりと強い漁業の実現を目指します。

水産政策の新たな展開に関する提言
~豊かな浜と強い漁業を未来につないでいくための水産業強靭化計画の策定に向けて~
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小泉進次郎農林水産大臣へ申し入れを行う水産総合調査会