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4月16日、自民党本部に新型コロナウイルス対策医療系議員団本部(本部長:冨岡勉衆議院議員)が設立しました。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、かけがえのない命が危険に晒されるとともに、経済が悪化し、私たちの平穏な暮らしが脅かされています。その影響は計り知れず、あらゆる英知を結集して、この事態を収束させねばなりません。自民党所属の医師や医療系の議員はこれまで「新型コロナウイルス感染症対策医療系議員アドバイザリーボード」で10回を超える勉強会や議論をし、その知見をフル活用し、3次に渡る提言も行ってきました。
そのような中で、同本部が設立されることとなりました。

徹底したクラスター対策中心戦略により、体制も脆弱で、知見も少なかった対策初期において功を奏し、世界でも稀にみる感染者数の増加抑制、低い死亡率を実現し、オーバーシュートを抑えてきました。しかし、それでも感染者数は増加し、緊急事態となっています。
事態のレベルの変化にあわせ、戦略の変化も必要との考えのもと、医師・医療関係者として、まずは国民の命を最重要と考え絶対に医療崩壊を防ぐことと、終息に向けて出口戦略・検査体制の確立を求めてまいります。

<活動内容案>
●地域医療体制構築支援(層別化分類:地域発熱外来、コロナ専門病院、軽症者療養施設など)
●医療関係者支援
●マスク・ガウン・フェイスシールド等医療資材不足対策
●情報収集・学術(官庁・医師会・学会などオールジャパン、世界の情報収集)
●リスクコミュニケーション(国民の不安解消)広報・相談体制
●学会など専門家集団からのヒアリングや戦略・政策の提言