
大雨で冠水した千葉県大網白里市内(8月14日)
8月13日から14日にかけて、千葉県の広い範囲が記録的な豪雨に見舞われ、甚大な被害が発生しました。被災地域が選挙区となる小林鷹之政務調査会長は同14日から自治体首長らと精力的に意見交換しました。わが党は被災地の声に真摯に耳を傾けながら、政権与党として政府と一体で復旧に全力で取り組みます。
内水氾濫への対策強化が急務
今回の記録的豪雨は都市型水害のリスクを浮き彫りにしました。気象庁は初の「レベル5大雨特別警報」を発表して警戒を呼び掛けましたが、排水が追い付かず雨水が地表にあふれる「内水氾濫」が広範囲で発生したとみられます。この影響で電車やバス等の公共交通機関が乱れ、多くの帰宅困難者が発生したほか、冠水で動けなくなった車がそのまま放置されたり、水没した車に閉じ込められ複数人が犠牲となりました。
同18日の関係閣僚会議で、高市早苗総理は1日も早い復旧に向け、被災地のニーズを踏まえながら政府を挙げて取り組む方針を改めて表明。その上で「豪雨の中での移動によって国民の命が失われることはあってはならない」と述べ、関係閣僚に対して内水氾濫による被害の把握と原因分析、被害軽減に向けた取り組みの加速を指示しました。
その具体策として高市総理は、大雨時に線路や道路の下をくぐる「アンダーパス」への侵入を遮断することや、広報啓発の強化等を挙げました。
「放置車両」迅速に対応を
わが党は同17日、災害対策特別委員会(委員長・古賀篤衆院議員)を開き、政府から被害状況や対応等について聴取しました。古賀委員長は政府や被災自治体と連携して対応に当たる方針を示した上で「災害が多い国だからこそ、事前防災と今後の対応の迅速化を進める」と述べました。
会議では、千葉県選出の国会議員らから▽路上に放置された車両の対応▽復旧事業に対する国の補助率を引き上げる「激甚災害」の速やかな指定▽大雨による水害時の情報発信の在り方の見直し▽アンダーパスの安全確保▽高齢者等への支援―等について意見や要望が出ました。

熊谷俊人知事(右2人目)らから被害状況の説明を受ける小林鷹之政務調査会長(同3人目、千葉県佐倉市)

迅速に被災地支援に当たっていく方針を確認した党災害対策特別委員会