平成29年日本遺産認定

菊池川流域の源、菊池渓谷(四十三万滝)の清流

番所地区の棚田(山鹿市)/急峻な山の斜面を切り拓き、石積みを組んで造成されたもので、
今も山里の自然と古い家並みが調和した農村の景観が残されている
熊本県北部の菊池川流域は、阿蘇外輪山の菊池渓谷を源とするミネラル豊富な清流に恵まれた地域で、2千年に及ぶ米作りの大地の記憶が残されています。平地には古代から受け継がれた条里、山間に井手(用水路)と棚田、海辺に広大な耕作地を生み出した干拓の遺構等、歴代の土地利用の広がりを見ることができます。この流域は日本の米作りの縮図であり、米作りがもたらした芸能や食文化にも出会える稀有な地域です。