わが党が316議席を獲得した今回の衆院総選挙。日本列島各地で、歴史を変える勝利を収めました。今号では、これまで超えられなかった「壁」を超えて、新たな歴史を刻んだ小選挙区での戦いぶりを特集します。
「新しい命」と勝利をつかむ

当選が確実となり支援者らに感謝を伝える藤田ひかる氏(前列中央)
現行の選挙制度では初めて全小選挙区での勝利を収めた長野県。藤田ひかる氏が勝利した長野2区での議席獲得は12年ぶり。県内で与党の女性議員の誕生は初の快挙です。
「彼女ほどすごい人はいない」と高市早苗総裁も認める藤田氏は、外交官として第一線での経験に加え、民間企業での勤務経験も持ち、国際感覚と経済実務の両方を兼ね備えます。
さらに公示直前の1月22日にはSNSで妊娠を公表し、一躍話題となりました。体調と相談しながらの選挙運動は街頭演説と並行して「ひかると語る会」を毎日開催し、有権者との意見交換に努めました。妊娠発表を行ったSNSへの投稿で藤田氏は「妊娠・出産・子育ての当事者として、 誰もがその人らしい選択をできる社会を作っていきたい」と記し、期間中には若者・女性支援も訴え続けました。
公募から挑戦した昨夏の参院選では現職の野党議員に惜敗。衆院への挑戦を覚悟してからもSNSでの生配信や地道な地元活動を続け、約2万8千の大差で勝利しました。
当選確実の報を受けた藤田氏は「信州・松本のため、日本のために働くスタートラインに立たせていただいた」と感謝の言葉を述べました。人口減少が進む中山間地域で生まれてくる「新しい命」と「希望ある未来」を切り開きます。