わが党が316議席を獲得した今回の衆院総選挙。日本列島各地で、歴史を変える勝利を収めました。今号では、これまで超えられなかった「壁」を超えて、新たな歴史を刻んだ小選挙区での戦いぶりを特集します。
20年来の議席を奪還

初当選を果たし、当選の重みを噛みしめる山本深氏(右3人目)
過去20年間、旧6区時代を含めてわが党が議席を得られなかった広島5区。「若さと実行力」がスローガンの40歳新人、山本深氏が悲願の議席奪還を果たし、現行の小選挙区制度が導入された平成8年以降、わが党が初めて県内6つの選挙区を独占しました。
広島市の中小企業を営む家庭で生まれ育った山本氏。大学卒業後は総合商社で農業や食品製造販売等に14年従事した後、財務省に入省。ロシアに侵攻されたウクライナの支援パッケージ策定等を手掛けました。
山本氏が出馬を決意したのは投開票日の3週間前でした。地盤のない真冬の超短期決戦の中、5市2町を抱える県内一広い選挙区を精力的に回り、知名度向上に努めました。各種SNSを駆使した選挙戦も展開し、特に若年層からの高い支持を獲得。通算6選を目指した中道改革連合の前職に1万票以上の差をつけて初当選を果たしました。
山本氏は選挙戦で「広島5区はほとんどが中小企業。だからこそ中小企業が元気にならなければこのエリアが元気になることはない」と、中小企業の支援や農業の再生等を訴えました。「農業や食品の現場を目にし、財務省で国の意思決定の内側を見てきた」と語る山本氏が、本気の若さと全力の実行力で、広島からわが国の未来を切り開いていきます。