
日本維新の会との政策協議と臨時役員会を終えて記者団の取材に応じる小林鷹之政務調査会長
高市早苗総裁が日本維新の会に対して連立政権の樹立を呼び掛けたことを受けて、臨時役員会が10月16日に開かれ、連立に向けた政策協議の対応を高市総裁に一任しました。
高市総裁は15日に日本維新の会の吉村洋文代表と国会内で会談し、臨時国会での首班指名に向けて、連立政権を組むことを含めて協力を要請。両党は具体的な政策協議を進めることで一致していました。高市総裁は鈴木俊一幹事長、小林鷹之政務調査会長と共に16日、維新の藤田文武共同代表らと政策協議に臨み、連立合意に向けた協議を行いました。
協議に出席した小林政調会長は役員会後に記者団に対して、「維新の皆さんから政策の合意に向けた提案をうかがった。国家国民のために1日も早く必要な政策をお届けすることが公党の責任ということで問題意識を共有した」と説明しました。具体的には「憲法、皇統の在り方、外交・安全保障、エネルギーといった国家運営の基盤となる政策について、基本的なところは一致している。全体としてお互いに共通の理解を得られるところは多かった」と協議内容を振り返り、「限られた日数しかないが、真摯に向き合っていくことに尽きる」との認識を示しました。