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〔参院選1人区クローズアップ〕地方再生へ、全力で走ります
徳島県・高知県 大石宗さん

徳島県・高知県 大石宗さん

参院徳島・高知選挙区は、2年前の補欠選挙でわが党の公認候補が敗れている。緊迫する内外情勢の中、必勝の人材として白羽の矢が立ったのが、大石宗さんだ。これまで高知県を足場に20年、高知県議会でも4期にわたって活動を続けてきた若き政治家、大石さん。高知県議を辞職して党参院徳島・高知選挙区支部長に就任したのは今年1月。大石さんは「政治を刷新し、地方分散型の国づくりを」と決意を固めた。議席奪還のため、大石さんは全力で駆け巡る。

山間部に分け入って徳島・高知両県を駆け回る44歳、元気いっぱいの大石宗さん

託された「思い」を胸に

大石さんは昭和55年に高知市で生まれた。高知学芸中高を経て日本大学法学部に入学。このころから政治について考え始める。就職した神戸製鋼所では日本をけん引してきた製造業のすごみと課題を知った。

高知にUターンしたのは24歳のときだ。きっかけは市町村合併、そして三位一体改革による地方財政の危機。「地方が創意工夫を求められる時代が来る。その先頭に立とう」と一念発起し、26歳で高知県議選に立候補した。お金も地盤もない大石さんを最初に応援してくれたのは同級生の親たちだった。そのとき耳にした言葉を今も忘れていない。

「高知の将来は厳しい。自分の子供たちにはもう帰って来なくていいと話している。本当は寂しいし、将来に不安もあるが、それ以上に子供たちの将来が大事だから仕方ない。なんともいえないその気持ちをシュウ君に託してみよう」。

県議当選後、大石さんは県都高知市選出でありながら、これまで県全域での活動を続けてきた。都市と郡部が共に栄えてこその県政発展との思いからだ。現場を回れば回るほど、地方の問題は地方だけでは解決できないと痛感し、今回参院選挑戦を決意した。「国政から地方の未来を開く」と決意を込める。

鍵は「地方再生」にあり

 

菅義偉副総裁とも対談し、YouTubeで配信する予定だ

徳島、高知両県を駆け回る中で大石さんは人々の息づかいをつかみ取っている。「子供の声が聞こえなくなってさびしい」という声も多い半面、後継者たちの元気のいい声もある。大石さんは「政治は現場だ」と話す。「現場の人々の顔を思い浮かべながら政策を作っていく、そういう政治家に自分もなりたい」と。

現場の顔を思い、国のかたちを考えて大石さんが掲げたのが「日本列島改造論2025」だ。

田中角栄元総理が日本列島改造論を打ち出したのは昭和47年。目的とした地方の経済発展はある程度実現したものの、半世紀を経て地方の空洞化が目立つようになった。

大石さんが例に挙げるのは若者の流出だ。高校を卒業して県外に出る人は徳島・高知両県で年約5500人。地方が人材や食料、エネルギーを供給して都市を支え、日本の活力を生み出してきた。だからこそ「全ての源泉である地方が枯渇したら日本全体がダメになる」と大きな危機感を抱いている。「都市と地方は両輪、共存共栄のバランスが重要です」と大石さんは訴える。

大石宗さんの「日本列島改造論2025」5つの基本政策。地方分散型国家を実現し、日本の活力を取り戻します!

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