
「日本国、次の時代のために何としても勝ち抜いていくたい」と決意を語る石破茂総裁(中央)
党大会前日の3月8日、党本部で全国幹事長会議が開かれ、夏の参院選必勝に向けて党本部と地方組織が一致結束して臨むことを確認しました。
冒頭のあいさつで、石破茂総裁は昨年の衆院総選挙の結果を改めて陳謝した上で、「極めて厳しい選挙が控えている。日本国、次の時代のために何としても勝ち抜いていきたい」と決意表明。「地域のいろいろな思い、願い、喜び、悲しみを一番知っているのはわが党であることを有権者の皆さま方にご理解をいただくことが最も肝要だ」と力説しました。
菅義偉副総裁は「地方の可能性を引き出すためには、皆さんの声が何よりも重要だ」と述べた上で、参院選に向けて党本部と地方組織のさらなる連携強化が必要と強調しました。
森山裕幹事長は「われわれは地域に根差した唯一の国民政党であることを忘れてはならない。参院選に勝利して政治の安定を実現し、国民を守り抜いていかなければならない」と訴えた。
武見敬三参院議員会長と松山政司参院会長は衆院で少数与党である中での参院選は政権選択の意味合いがあるとの認識を示し、参院自民党一丸となって臨むと決意表明しました。
協議では、小野寺五典政務調査会長が参院選の公約作成に向け、4月に全国政調会長会議を開催すると説明。木原誠二選挙対策委員長はわが党候補予定者の選挙体制強化に一層の協力を求めました。小渕優子組織運動本部長は令和7年党運動方針案と令和6年党員数等、平井卓也広報本部長はSNSと連動した効果的な情報発信、福田達夫幹事長代行は党則改正について報告しました。