
百分の一の時間を地域貢献に
「町内会に入っていただけませんか。」「町内会に入るとどういうメリットがあるのですか。ゴミの処理ならうちは困っていませんけど。」このような会話を耳にしたことはありませんか。町内会の加入率は、年々低下しており、また、役員になることは忌避される傾向にあります。今PTAも同様の問題で存続の危機にあります▼民生委員、児童委員も困っています。定年もあって後任を見つけないと辞められませんが、その後任を誰もやりたがらないのです。保護司もそうです。定員が全国で5万人ですが、現在、4万7千人を切っています▼今は、一昔前のように鳥が羽をすり寄せて生きていくような時代ではありません。共稼ぎの家庭も増えています。自民党は地域に根差した政党です。このような地域社会の崩壊は、日本全体の根底を揺るがす問題です▼「百分の一の時間を地域貢献に」という運動を起こしたらどうでしょう。一日にすると、およそ15分です。社会で、学校で、あらゆる機会を通じて心がけなければならないことだと思います。