1月30日に行われた政府4演説に対する衆参の代表質問が同31日から2月2日にかけて行われました。わが党会派から衆院で渡海紀三朗政務調査会長、参院で福岡資麿参院政策審議会長と岡田直樹参院幹事長代行が質問に立ち、岸田内閣の重要施策の考え等について聞きました。
この中で渡海政調会長は「被災地の1日も早い復旧・復興のため、あらゆる手立てを講じて支援していく決意を、まずは与野党・会派を超えて共有したい」と出席した全ての議員に能登半島地震への支援を呼び掛けた上で、「被災地の皆さんに勇気を与えるのは、先行きへの明確な見通し」だとして、党提言の内容を盛り込んだ支援パッケージで切れ目なく対応するとした政府の姿勢を評価。「今後、被害の全容が明らかになるにつれ、被災自治体の負担が一層重くなることは想像に難しくない」と述べ、財政面での強力な支援を要望しました。
また渡海政調会長は「内外に山積する諸課題を乗り越えていくためには、何よりも国民の理解と協力が必要不可欠。その上で最も重要なのが政治に対する国民の信頼だ」と語り、党執行部の一人として政治資金を巡る問題について陳謝。政治資金の透明性向上を図るために必要な法整備の議論を早急に着手し、結論を出さなければならないと述べました。
左:渡海紀三朗政務調査会長/中央:福岡資麿参院政策審議会長/右:岡田直樹参院幹事長代行