弁理士制度および知的財産制度の充実・発展を推進
弁理士は、特許、実用新案、意匠、商標をはじめとする知的財産の創出や、知的財産権の取得、活用をサポートする知的財産に関する専門家です。その始まりは明治32年7月1日に施行された「特許代理業者登録規則」で、120年以上の歴史があります。今回紹介する日本弁理士政治連盟(弁政連)は昭和49年に設立された団体で、弁理士制度および知的財産制度の発展に寄与すべく政治活動を行っています。

弁理士制度120周年記念式典の様子
知的財産の専門家として 経済・産業発展に貢献!
弁護士、公認会計士、税理士、司法書士といった職業は、いわゆる「士業」と呼ばれていますが、その中に「弁理士」という職業があることは、意外に知らない人が多いようです。
しかし、弁理士という職業が始まったのは明治末期のことで、120年以上、わが国の知的財産制度を支え、わが国の経済、産業の発展に貢献してきました。
知的財産が注目された出来事の一つに、平成14年に小泉純一郎総理が施政方針演説の中で行った「知的財産立国宣言」があります。小泉総理はその中で、「研究活動や創造活動の成果を知的財産として、戦略的に保護・活用し、わが国産業の国際競争力を強化することを国家の目標とする」と宣言しました。