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お知らせ「自由民主」先出し子供

機関紙「自由民主」1面コラム 凛として
自見 はなこ 新聞出版局次長

機関紙「自由民主」1面コラム 凛として 自見 はなこ 新聞出版局次長

子供外遊びの充実を

環境保全活動・環境教育推進法が公布されてから、20年近くがたった。幾度かの法改正も経て、学校等での環境教育は充実してきている。しかし、外遊びなどを通じた日常生活の中で、自然と触れ合い、環境について学ぶ機会がもっと子供たちに必要ではないか▼先進38カ国の子供の幸福度をランキングした2020年のユニセフのレポートでは、日本は身体的健康で1位である一方、精神的幸福度は37位と最下位間近、総合順位でも20位という結果だった。同レポートでは、より多く外で遊ぶ子供の方が幸福度が高いという結果も示されている▼先日、北九州市の紫川の清掃活動に地元の子供たちと一緒に参加した。子供たちは、青空の下で一緒に作業をすること、草木や虫、川の流れと触れ合うことを心から楽しんでおり、こうした体験から土砂災害や環境保全の必要性や生活と環境との関りを学ぶとともに、郷土の自然への愛着も生まれるのだと感じた▼子供の幸せにもつながる外遊びを、環境教育の一環として推進してまいりたい。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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