未来へつなぐ「沖縄の心」
5月15日、沖縄県は本土復帰から50周年の節目を迎えます。わが党は一貫して「沖縄の心」に寄り添い、沖縄経済の発展、県民生活の向上に力を尽くしてきました。機関紙「自由民主」では5月15日を前に発行する2980号を「沖縄本土復帰50周年特集号」として、沖縄県に特化した紙面構成として発行します。発行に当たり、岸田文雄総裁から特別メッセージが寄せられました。
強い沖縄経済を実現する
自民党総裁の岸田文雄です。 沖縄県の本土復帰50周年を迎えるに当たり、心からお喜び申し上げます。
昭和47年の本土復帰以来、わが党は多くの先人が沖縄振興策に力を尽くしてきました。沖縄経済の発展、平和な沖縄を次の世代へと受け継いでいくことは、わが党に課せられた責務です。
政府与党ではこれまで5次にわたる振興計画に基づき、各種社会資本整備や産業振興等に取り組んだ結果、沖縄経済は着実に成長してきました。
引き続き沖縄が、その潜在力や優位性を生かし、日本の経済成長のけん引役となるよう、強い沖縄経済の実現に向けて、わが党は国家戦略として、各種産業の振興、基地跡地の利用、人材育成等の沖縄振興策を進めてまいります。また、沖縄県が果たす安全保障上の役割にも直視しつつ、米軍基地負担軽減にも着実に取り組みます。
本土復帰50 年の節目となる今年は、参院選、知事選が行われる「選挙イヤー」でもあります。わが党は、未来へとはばたく沖縄を実現するビジョンを掲げ、各種選挙を通じて、県民の皆さまからの信頼と共感がますます高まるよう、全力で取り組みます。
5月15日には東京と沖縄をオンラインで結び、50周年の記念式典を開催します。国民全体として、復帰の歴史的意義を想起し、沖縄の歴史に思いを致すとともに、平和な沖縄への決意を新たにする日となるよう、私自身、式典に出席して沖縄の魅力を発信します。
わが党はこれからも沖縄県民に寄り添い、共に歩んでいくことをお誓い申し上げ、本土復帰50周年特集号へのメッセージとします。
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