岸田総裁、飲食・観光業の立て直しに向け意見交換

衆院総選挙の公示から２日目となる20日、岸田文雄総裁は新型コロナウイルス禍によって打撃を受ける飲食業、観光業の立て直しに向け、兵庫県伊丹市で飲食店経営者やホテル経営者と意見交換を行いました。

岸田総裁は就任以来、国民の声を真摯に受け止めて形にするために始めると約束した「車座対話」を積極的に行っている。
この日も岸田総裁は常にメモを取りながら、参加者らの話に耳を傾け、現場の切実な声を受け止めました。

参加者からは、「緊急事態宣言解除後も、減少した客足が戻らない」といった声や、「飲食店に行くことへの不安感を払拭して欲しい」といった声が相次ぎました。
岸田総裁は、それぞれの意見に一つ一つ回答し、十分な病床確保や治療薬の開発などのコロナ対策で「万が一の事態に備えながら国民の安心を取りもどしていく」とした上で、厳しい経営状況に対しては「みなさんの声を大規模な経済対策に反映させ、その中で徹底した支援を行なっていく」との考えを示しました。