ニュースのカテゴリを選択する

お知らせ選挙衆議院選挙

衆院総選挙を前に9党首が論戦

衆院総選挙を前に9党首が論戦

衆院総選挙の公示を2日後に控えた17日、ニコニコ動画主催のネット党首討論会が都内で行われ、岸田文雄総裁をはじめ9党首が論戦を交わしました。

この日の討論会では主に、「経済・財政政策」「外交・安全保障」をテーマに議論しました。

経済・安全保障について、岸田総裁は新型コロナ対策や大規模な経済対策に優先して取り組むとした上で、自公政権の間に400万人もの雇用が増加した実績を述べ、「これからは一人一人の賃金を引き上げ、成長と分配の好循環を実現する」と、豊かな社会経済対策の推進を主張しました。

賃金の引き上げや分配の在り方について「大企業の税制優遇ばかりではないか」という野党党首の問いに対し、岸田総裁は一つ一つ丁寧に回答。中小企業に対しても、賃上げを前提とする支援策を行うことや、看護・介護・保育といった公的賃金の国による引き上げ、勤労者皆保険制度といったセーフティーネットの充実など、「幅広い分配の底上げ」に向けたあらゆる政策を説明しました。

外交安全保障については、信頼を軸にした外交の展開や、厳しさを増す東アジア情勢に適した国家安全保障戦略の見直しを行うことに加え、9政党で唯一、ミサイル防衛や宇宙、サイバー、経済安全保障といった新しい分野の課題に対する取り組み強化を明確に主張し、国民の命と財産を徹底して守り抜く決意を示しました。