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お知らせ外交新型コロナウイルス論文コンテスト募集・キャンペーン

第18回 国際政治・外交論文コンテスト 結果発表

第18回
自由民主党国際局
国際政治・外交論文
コンテスト
結果発表

この度は、第18回「国際政治・外交論文コンテスト」にご応募頂きまして、誠にありがとうございました。
今回は、「ポストコロナ時代の国際秩序を見据え、わが国の外交をどう進めるべきか」と題して募集致しましたところ、全国から沢山のご応募を頂きました。秀逸な作品が大変多く、選考は難航致しましたが、着眼点や論理構成から厳正なる審査を行いました結果、次の3名の方々を「自由民主党総裁賞」、「自由民主党幹事長賞」、「自由民主党国際局長賞」に決定いたしました。おめでとうございます!

受賞作品

◆自由民主党 総裁賞

ポストコロナ時代の国際秩序を見据え、わが国の外交をどう進めるべきか
小林 武史(こばやし たけし)さん
神奈川県 議員秘書

(選評)
国際情勢に対するリアルな状況認識と、論理が明快で説得力がある点が高い評価を得た。東京五輪実施の必要性、COVAX強化によるワクチンナショナリズムの克服、TPPとRCEPを区別して日本は「ルールメーカー」になれなくても「ルールシェイバー」になるべしとの主張は重要である。また、慎重な評価と前向きな展望のバランスが取れている点も評価できる。

◆自由民主党 幹事長賞

ポストコロナ時代における新たな多国間主義の模索
鈴木 亜紀(すずき あき)さん
東京都 学生

(選評)
全体的に良く纏まった文章であり、読み手を惹きつける。民主主義の国と一国主義の国の単純な二項対立で世界を見ることは出来ないという認識は正しい。一国主義が盛んになっている現状だからこそ多国間主義の見直しが必要であるという論点について、より具体的な議論があるとなお良かった。

◆自由民主党 国際局長賞

ポストコロナ時代における国際秩序と、日本に求められるリーダーシップ
寺崎 航(てらさき わたる)さん
千葉県 学生

(選評)
バランスの取れた視点であり評価できる。米中対立やWHO等の国際機関が機能不全に陥る現状において、日本が国際協調の再構築を主導すべきとの主張は正しい。一方、昨今の中国の動向についても触れているが、若い世代としての視点が加わるとなお良かった。

全世界で猛威を振るう新型コロナウイルスはいまだ終息の気配を見せない中、わが国の外交をどのように進めるべきであるか、皆様のお考えに直に触れられましたことは、我々にとっても大変貴重な機会となりました。
ご応募下さいました皆様に、改めて心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。