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安倍晋三総裁「力を合わせ新たな時代を切り拓く一年に」

安倍晋三総裁「力を合わせ新たな時代を切り拓く一年に」

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自民党の「新年仕事始め」が1月7日、安倍晋三総裁を始め、党役員、所属国会議員出席のもと党本部で開催されました。

<安倍総裁挨拶>

皆さま、明けましておめでとうございます。
今年の元日は日本中、広範囲で晴れとなりました。私もおかげさまで美しい富士山の姿を見ることができました。皆さまは年末年始地元で英気を養われたというよりも大変お忙しい毎日だったのではないかと思います。

いよいよ私たちはオリンピック・パラリンピックの年を迎えました。
思い起こせば7年前、まさにワンチーム、国民一丸となった招致活動が身を結び、東京への誘致が決定しました。あの決戦の地、ブエノスアイレスで ロゲ会長の「TOKYO!」という発表を聞いて胸が踊ったことを今でも覚えております。その後、私はこのように申し上げました。

「みんなで力を合わせれば夢は叶う」

今年も私たちの目の前には、国内においては少子高齢化、あるいは厳しさを増す国際情勢、様々な難関が待ち構えていますが、私たち自民党しっかりと、力を合わせていけば必ず、夢は叶う。乗り越えていくことができる。そう確信をしています。
今年一年、新たな時代を切り拓く一年に皆さまと共にしていきたいと決意をしています。

そして今年は庚子の干支の年です。
子は十二支のトップバッターですが、新しい芽が出、そして伸び始める年、ということでもあるそうです。また庚は、大切なものを継承し、改革を進めていくという意味が込められているそうです。皆さん、自由民主党にぴったりではありませんか。

また60年前の庚子の年には日米安保条約が改定されました。まさに日米新時代が始まり、同時に外交、安保の礎が築かれた年であります。あれから60年たちました。ぜひ今年は戦後外交の総決算に挑戦し、そして新たな外交の礎を切り拓いていきたいと思っています。

同時に私たちに課せられた、大きな責任でもある憲法改正に向けて、大きな歩みを進めていこうではありませんか。それが自由民主党の歴史的使命でもあろうと思います。

第二次安倍政権ができて今年で8年目を迎えることとなりました。
実は2016年のお正月、この仕事始めで、ちょうど、第二次安倍政権ができて3年が終わった時にこう申し上げました。
「桃栗三年」
おかげさまで桃や栗は収穫する事ができました。
「柿はありません」と申し上げたのですが、おかげさまで国政選挙6回、皆さまと共に勝ち抜き、国民のためにこの8年間、力を合わせて立派な柿の収穫を行いたいと考えております。

実はこの先もありまして「ゆずは九年の花盛り」。このゆずまでは私も責任を持ってしっかりと大きな花を日本に咲かせていきたいと思っています。

更にその先もあるんですね。「梅は酸い酸い十三年」。まあ梅と言えば二階幹事長の地元、また、世耕参議院自民党幹事長の地元であります。
そして更に「梨はゆるゆる十五年」というのもあるんですね。「りんごニコニコ二十五年」。こういうものは、まさにここにいる皆さんが中心となって収穫を得てもらいたいと思うのですが、こうした長期的な目標に向かってしっかりと結果を出していく事が出来るのは、私たち自由民主党ではありませんか。
この1年間、皆さまと共に、国民のために、日本のために大いに働き、収穫を上げていきたいと思います。

今年のオリンピック・パラリンピック、歴史に残るオリンピック・パラリンピックとし、そして日本が世界の真ん中で輝く年にしていきたいと思います。
自民党のますますの隆盛を祈念いたしまして、年頭における自由民主党総裁の挨拶とさせていただきます。皆さんおめでとうございます。