成長志向の中小・中堅企業への支援

  • 地域経済において需要と供給の好循環を起こし、地域に良質な雇用を生み出すためには、国内外の需要の開拓や積極的な投資を通じて、「稼ぐ力」を大きく伸ばす企業の存在が重要です。こうした役割を継続的に果たしていくためには、一定の企業規模が必要です。売上高100億円を超える会社は、それ以下の売上の企業と比べて、域内仕入額や直接輸出額、一人あたり賃金が高いというデータもあり、地域内の中小企業・小規模事業者の持続的発展につなげていくためにも、各地域において中小企業から売上高100億円の企業へと成長する企業を創出していく必要があります。また、各地域に売上高100億円企業の根となる企業群を創出することや、中小企業から中堅企業、さらにその先へとシームレスに成長していけるよう、中堅企業の課題にも対応した成長環境を構築することも重要です。
  • このため、経営者の成長意欲を高め、企業の成長を実現するための様々な気づきを得る経営者ネットワークの形成や、飛躍的な成長につながる伴走支援の強化、成長志向の中小企業を応援する社会的機運の醸成など、売上高100億の企業を目指す経営者を継続的に増加させていく成長のソフトインフラの構築を目指します。また、昨年2月に策定した「中堅企業成長ビジョン」に基づき、中堅企業が自律的に成長していける環境の構築を目指し、政策体系や支援体制を整え、全国津々浦々の中堅企業の成長を後押しします。特に、企業が海外へ販路開拓する際に必要な人材確保や体制整備を支援するとともに、地域を超えたビジネス展開を図る中堅企業による賃上げを伴う大規模成長投資やM&A等を後押しします。
  • 成長を後押しする資金調達手段の一つとして、資本性資金(エクイティ・ファイナンス及びメザニン・ファイナンス)の理解、認知の拡大、さらなる活用の促進を図ります。
  • また、中小・中堅企業の成長段階に応じて、省力化・デジタル化、販路開拓、設備投資、研究開発、組織・人材整備、M&A、資金調達等の政策支援をシームレスに講じていきます。加えて、地方の中小・中堅企業のさらなる賃上げに向けて、大規模な成長投資に対する補助金を継続・強化します。

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