生活の質(QOL)を高める統合医療の推進
- 統合医療は、病気の予防と健康増進を目指すとともに、治療から看取りまでを含み、生活習慣の改善を支援し、QOLの向上と生きがいを支える医療です。具体的には、現行の医療制度とともに、漢方や鉞灸などの伝統医療、食の安全と食育、住環境・社会環境の整備など、健康増進のためのあらゆる活動を統合する医療と、それに関係する活動です。そして、人の、生まれてから死に至るまでの人生の全ての時期のケアを行い、継続的にウェルネスを維持する包括ケア、すなわちトータル・ケアを行うものです。
- 統合医療には「医療モデル」と「社会モデル」があり、互いに補い合い、社会関係資本(ソーシャルキャピタル)を有効に活用することなどで、高騰する医療費の適正化、平均寿命と健康寿命の格差の縮小などを図り、勤労世代と高齢者や若い世代が支え合う永続的な共助の構築を目指します。
- 統合医療は、WHOの「健康の社会的決定要因」や、国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)と軌をーにするものであり、「人びとの健康や病気に影響を与える社会的、経済的、政治的、環境的な条件」に対する政策提言であり、「寛容で多様性ある共生社会」実現に向かうものです。
- 患者への身体的・精神的ケアなどの「ケアとしての医療」を充実させる政策の実現を急ぎ、統合医療の基本理念に沿った政府一体の取組みを進めていくことを求め、それを支援推進します。
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