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記者会見予算虐待

政府与党連絡会議後 二階幹事長記者会見

二階幹事長

【冒頭発言】(宮内副幹事長)

政府与党連絡会議の概要について申し上げます。
まずは安倍総理の方から、来年度予算の審議が続いている、この早期成立が最大の景気対策である。与党の皆さんのご協力をお願いする。児童虐待については、児童福祉司の増員と法律改正などの対策を進めていく。統計問題につきましては、政治の責任を果たす。日米電話会談を行い、27日‐28日に予定をされている米朝会談に向け、拉致問題の解決に話し合うとの発言がありました。
岸田政調会長からは、児童虐待は政府と協力をして防止に全力を尽くすというお話がありました。
菅官房長官からは、予算の早期成立をめざし、政府として緊張感を持っていくというそれぞれの発言がありました。

以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

昨日、北海道、福井、三重、福岡、そして政令市では静岡、広島、以上の知事選挙と政令市長選挙の推薦証の交付を安倍総裁から行いました。公明党のご協力をお願いし、それぞれの全ての選挙で勝利することを誓って、われわれは戦いに挑んでまいりたいと思っています。

以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。児童虐待の問題について、幹事長は代表質問の中でもこの問題を取り上げました。職員の不足など課題も多いですが、与党としてどのように取り組むお考えでしょうか。
Answer
児童虐待の問題については与党とか野党とかというよりも、政治全体としてしっかり取り組んでいかなければいけない問題であって。今までどこに問題点があったのかということを、政治の側もよく振り返って考えてみる必要があろうかと思います。これらについてしっかり対応していきたい。それこそマスコミ関係の皆さんのご協力をお願い申し上げたいと思っております。
Question
日本経済新聞です。児童虐待の問題については、岸田政調会長が今国会での法改正の必要性に言及をしております。政府は児童相談所の体制強化を目指す法改正などを検討しております。今国会で何らかの法改正が必要とお考えでしょうか。
Answer
法改正を含め、こんなことが二度と再び政治の議題にのぼることが無いように、この際徹底して対応すべきだと思います。法改正の話については、話を聞いておりません。
Question
日本経済新聞です。公明党の政調会長は、民法に定める親の懲戒権の規定の見直しにも言及しております。躾を超える場合があるということを問題視した発言です。民法改正の必要性についてお聞かせください。
Answer
これからそれぞれのポジションでご議論をいただくということにしたいと思います。
Question
時事通信です。児童虐待の問題については、政府与党の対応に世の中からの関心と注目が集まっていると思います。子供の命に関わる話なので選挙どうこうという話ではありませんが、公約にどう書かれるかも注目をされると思います。統一地方選挙、参議院選挙に向けてどのように政策として盛り込むお考えでしょうか。
Answer
これから党内で政策を、政調等で協議をしなければなりませんが、当然そういうことに対しても現在的に国民の皆さんの注目があるわけでありますから。これに対して然るべき積極的な対応をしていきたいと思っています。
Question
毎日新聞です。明後日の2月21日で、統一地方選挙の第1ラウンド開始まで1ヶ月となります。統一地方選挙の目標についてはどうお考えでしょうか。
Answer
何勝何敗というやつですか。それは全ての選挙で自民党は勝利を得たいと思っています。全力を尽くします。
Question
共同通信です。普天間飛行場の移設問題について。昨日、国地方係争処理委員会がありまして、辺野古移設を巡る沖縄県の審査の申し立てを却下しました。沖縄県は不服として訴訟を起こして、再び国と県の法廷闘争になると思います。こうした事態についてはどうお考えですか。
Answer
然るべき場でお互いの意見を述べ合って、良い結論を見出せるように努力をしてもらいたいと思っております。
Question
NHKです。統一地方選挙の話に関連して、昨日の幹事長会見でも保守分裂となるところが多くあるという質問をしましたが、そもそもこの保守分裂という状況が生まれている背景はどのように分析されていますか。
Answer
背景は、自民党系にそうした有力な候補者が多くいるということですから、ある意味で嬉しい悲鳴になるんですよ。ですから、それを円満に解決するのがわれわれの役割だと思っております。必ず解決して、2人出て2人よろしくというようなバカなことが無いように努力したいと思います。
Question
毎日新聞です。明日、安倍総理は吉田茂元総理の連続在職日数に並び、これは歴代2位であります。22日金曜日には通算在職日数が吉田茂元総理と並ぶことになります。総理の最後の3期目の任期は2021年までですが、これだけ長く続く安倍政権の受け止めをお願いします。
Answer
安倍政権というのは非常に安定していると同時に、かなり積極的に対応しています。しかも外交に特に総理自身が自らしっかり取り組んでいるという姿は、国民の皆さんからも高く評価をされて信頼を寄せていただいているのではないかというふうに思っております。われわれ自民党も積極的に安倍政権を支えていくことには、寸分の変わりもありません。