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役員会・役員連絡会後 森山幹事長記者会見

2025年8月19日(火) 10:11~10:20
於:党本部平河クラブ会見場

記者会見を行う森山裕幹事長

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【冒頭発言】

本日の役員会・役員連絡会の概要について報告いたします。
石破総裁からは、昨日の夕方、先般の豪雨の農業関係について激甚災害の指定の見込みであると申し上げた。
終戦に関連して、6日(水)に広島、9日(土)に長崎の原爆被爆者慰霊 式典、15日(金)には全国戦没者追悼式に出席した。
米国関税問題について、相互関税については、先般の赤澤大臣の訪米において、米側から、今後、大統領令を修正する措置をとること、及び、その際には8月7日に遡って払い戻すとの説明を受けた。さらに、同じタイミングで、自動車及び自動車部品に係る関税を引き下げる大統領令を発出することも確認した。
6日(水)には、広島において経済関係者と意見交換を実施し、今般の合意内容について説明するとともに、影響などを聴取。政府をあげて、対米輸出4,318品目の関係業界に対して、米国以外への輸出拡大等の成功事例の創出に向け、丁寧な説明・対話を集中的に行っていきたい。
外交に関連して、20日(水)から22日(金)まで、第9回アフリカ開発会議を横浜で開催する。私自身、議長として会議に出席する。岸田前総理に議長代理をお願いしている。期間中、各国との二国間会談を実施予定している。
23日(土)から24日(日)の日程で、韓国の李在明大統領が来日される。滞在中に首脳会談等を予定している。次週も、インドのモディ首相等の訪日を控えているというご発言がありました。
私(森山幹事長)からは、両院議員総会について、今月8日に両院議員総会を開催し、参議院選挙の 総括と今後の党運営について、様々なご意見をいただきました。
その上で、党則第6条4項に基づく臨時総裁選を 実施するか否かについて確認するよう、有村両院議員総会長から総裁選挙管理委員長に対してお願いを申し上げた。
災害対応に関連して今月はじめから先週にかけて、全国各地で線状降水帯が発生し、大雨による土砂崩れや住宅の浸水など、多くの被害が発生した。昨日は党の災害対策の会議も開かれ、政調会長のご出席もいただいた。
今後、政府や地元自治体とも連携しながら、被災者支援、被災地の復旧などにしっかり取り組んでいきたいと考えていますので、役員各位のご理解・ご協力をよろしくお願いいたしますという発言をいたしました。
坂本国対委員長、磯崎参議院国対委員長代行からは、先週、米国の関税措置等について、予算委員会の理事懇を開き、赤澤大臣から説明聴取、質疑応答を行った旨のご報告がございました。
松山参議院会長からは、秋の臨時国会に向けて準備を進めるというご発言とともに、参議院選挙の総括について、当選した議員を対象にヒアリングを行った。意見は総括委員会と共有し、今後の取りまとめに活かしていくとのご報告がありました。
古川選対委員長代理からは、今週21日(木)に告示される、茨城県知事選挙、三重県知事選挙について、それぞれ現職の必勝に向けての支援依頼がありました。
小野寺政調会長からは、来年度予算の概算要求基準が決まったことを踏まえ、各部会の議論が本格的に始まること、また28日には政審を開催し、全ての部会から重点項目について報告を受けるとのご報告がありました。
逢沢総務会長代行からは、本日は案件がないため総務会は開かれないとの、ご発言がありました。
役員会・役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
時事通信です。総裁選管に関してお伺いします。今日の午前中に総裁選管理委員会の会合が行われます。総裁選の前倒しが議題となる見込みですが、国会議員や都道府県連の意思確認はいつまでに行うことが適切だとお考えでしょうか。また、今月中に参院選の総括がまとまる予定ですが、意思確認はその後に実施すべきとお考えでしょうか、また方法についてもお伺いします。記名式か匿名式、どちらがふさわしいか、そのお考えも含めてお聞かせください。
Answer
党則第6条4項に基づく「臨時総裁選を実施するか否かについての確認」につきましては、その時期や方法も含め、総裁選挙管理委員会において検討されるものと承知しておりますので、そこでの協議を待ちたいと思います。
Question
NHKです。報道各社の世論調査で石破総理の辞任をめぐり賛否が拮抗しております。この結果を幹事長としてどう見ているかお聞かせください。
Answer
世論調査の結果につきましては、常に謙虚に受け止めなければいけないと思っています。世論調査に基づく報道各社の分析も拝見しながら、引き続き、国民の皆様のご意見に真摯に耳を傾けて参りたいと考えております。
Question
フジテレビです。物価高対策に就いてお伺いします。参院選から一カ月ほど経ちましたけれども、与党や立憲民主党が掲げた2万円から4万円の現金給付について、参院選では3党で過半数を獲得しております。まだ具体化は進んでいない状況かと思いますが、これをいつどのように実現されるのでしょうか。
Answer
政調を中心にその協議が進んでいると理解しております。