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記者会見人事総裁選2020

新役員共同記者会見

2020年9月15日(火)14:30~15:05
於:党本部平河クラブ会見場

菅内閣総理大臣記

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【冒頭発言】
(二階幹事長)

本日より、菅新総裁のもと新体制が発足した。党をお預かりする幹事長として、新総裁をしっかりとお支えし、円満な党運営に心を砕いてまいりたい。役員会では、菅総裁より新型コロナウイルス感染症をはじめとする様々な重要課題に、「党と政府が一体となってしっかりと取り組みたい」という力強いご決意の表明があった。党は一丸となってこの新総理をお支えし、国民のための政治を行ってまいりたい。申し上げました通り、一層団結を強固にしてまいりたいと思いますので、宜しくご協力をお願い申し上げる。

(佐藤総務会長)

この度総務会長を拝命致しました佐藤勉です。菅総裁の下、しっかりと総務会の今までの伝統等々を守りつつ、全会一致という事を念頭に円満な総務会運営をさせていただきたいと思いますし、二階幹事長はじめ、役員の先生方のご協力を得ながら頑張りたいと思いますので、宜しくお願いを申し上げます。

(下村政調会長)

この度、政務調査会長を仰せつかりました下村博文です。どうぞよろしくお願い致します。政調では、現在、各部会で概算要求に向けた議論を進めているところ。各省庁の締切りが今月末になっており、29日には各部会から重点事項に関する報告を受けたいというふうに考えている。当面の課題は、新型コロナウイルス感染症への対応である。国民の命と健康を守るため、ワクチン・治療薬の確保をはじめ、医療機関への支援にも全力で対応また、新型コロナの影響から産業と雇用を守り、成長軌道に回復させることにより、暮らしの安心を取り戻したい。新型コロナによって明らかになったわが国の脆弱性についても、その克服に努めていきたい。特に官民問わず、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の実現が急がれる。今後、政府内に司令塔機能を構築するとともに、日本全体のデジタル化に向け、あらゆる手立てを講じていく。また、防災・減災・国土強靭化にも取り組んでいく必要がある。今年度で3カ年の緊急対策が終了するが、その先の取り組みも今から検討していく必要がある。これらの外にも社会保障改革やミサイル防衛など、取り組むべき課題は山積している。こうした諸課題に対応するためにも、明日の組閣や、その後の副大臣・大臣政務官の人事を待って、政調内の人事も早急に進めていきたい。

(山口選対委員長)

この度選対委員長を仰せつかりました山口泰明です。私は5期、4年8カ月組織運動本部長をさせていただき、本当に皆様方と関わりがあるわけですが、しっかりと新総裁がおっしゃる自助、共助、公助、そして絆。絆という言葉は大変好きである。人の輪をもってしっかりと全国の声を聞きながらそれを選挙対策にも活かしていこうと思っておりますので、是非皆様方のご指導を宜しくお願いします。

質疑応答

Question
日経新聞です。四役全員に共通の質問です。新型コロナウイルスの問題や、また総裁選直後なだけに、3氏の競った総裁選ですので派閥間の亀裂を指摘する声もあります。こうしたコロナの対応や、派閥間の融和など、党運営にどう取り組んでいかれるか。また、ご自身のカラーをどういかしていかれるかをお聞かせください。
Answer
(二階幹事長)
コロナの問題については、申し上げるまでもなく今の最重要課題であろうと思います。この件に関しては広く多くの国民の皆さんの一致協力のご協力ご理解によってこの問題と対決してまいりたいと思います。派閥間の融和について、今後私ども党が一丸となって協力し合って党を盛り上げていく、そして国民の皆様の期待に応えていく。このことが大事でありますから、党内の小競り合いとは絶対に生じてはならないしそういうことは見過ごさないように我々もしっかり努力をして参りたい。
Answer
(佐藤総務会長)
今幹事長が申されましたように、コロナの問題は第一に考えなければいけない。日々変化をするこの問題について瞬時に対応できるような方法等々をしっかり幹事長、そして政調会長のもとで頑張っていきたいと思います。その総まとめを私のところでさせていただく訳でありますので、しっかりと議論が出来るような体制を取ってまいりたい。党内の亀裂という話があったが、私としては亀裂なんて生じていないと感じています。私は、国対という場面にこの政治生活の8割身をおいております。したがって、人の融和がないと国対は動かないという経験をもとにしっかりと明るく、そして風通しの良い皆様方のご意見を承って融和を図ってまいりたいと思う。カラーの話ですが、私は皆一致結束してやるということが私の大前提でございましたし、国際時代もそれをモットーに一致結束というのを大事に頑張ってきた経緯でありますのでそれを忘れずにやっていきたい。
Answer
(下村政調会長)
コロナ対応については先ほどもちょっと触れさせていただきました。さらに岸田政調会長の下で、新型コロナ対策本部等々政調会を挙げて党としてもコロナ対策にこれまで取り組んで来たところであります。さらにそれをきちっと引き継いでいきたい。また、私自身6月に「Withコロナ・Afterコロナ、新たな国家ビジョン、議員連盟」を自民党の中で立ち上げました。185人の国会議員の方々に参加をしていただき、既に中間報告も出ています。これを党の方でも了解のある部分はしっかりと取り入れながら、党内、政府に対しても提案をさらに上積みをしていくようなコロナ対応を考えていきたいと思います。菅総裁が言われたように、改革意力のある、これは派閥等問わずぜひ政調会においてもそういう方々を積極的に声掛けさせていただき、全党一致でしっかりとした政策を打ち出すように頑張りたいと思います。私自身特に教育を中心にやってきた部分もあります。これから少子高齢化の中で一人一人の人材育成、人生100年の時代の中で、常にチャンスの可能性を提供する、そういう教育の場をどのように作っていくかということについての政調会の中の位置づけについてもより強化をしていきたいと考えています。
Answer
(山口選対委員長)
コロナについては、既に幹事長、総務会長、政調会長が申し上げた通り更に進めていくということが共通した認識だと思っております。そして先ほど総裁選の派閥間についてのご質問がありましたが、私は菅選対の事務総長を務めましたが実は平成研究会、竹下派の事務総長をしてまして、わが派は今7つのグループがありまして、3か月に1度ほど事務総長会議というものをやっておりますので、一致団結でいこうということで、党内融和を含めながらしっかりと邁進していこうと思います。実は新総裁も平成8年の地方選挙の当選同期でありまして、佐藤総務会長、下村選対委員長、みんな同期でありまして、私は一度滑りましたがそういう仲間でありますので、そういう面でも非常にチームワーク良くこれからもやっていきたい。私は、人の輪が大事であると思っております。そして人を立てる、相手の意見をよく聞くというのが私のカラーではないかと思います。
Question
毎日新聞です。皆様まずはご就任おめでとうございます。二階幹事長にお伺いします。総裁選では菅総裁の得票率が7割に上りました。国会議員票や地方票ともに高い支持を得た数です。党内では早期解散への期待の声も上がっています。足元ではコロナ対応が最優先だと指摘もありますが、早期解散は行うべきでしょうか。
Answer
早期解散という問題は、度々色んな場面でご質問に出るわけでありますがこれはもとより総理自身がご判断されることでありますから私の方から特に意見を申し上げることはありませんが、同じ党でありますからしかも解散ということは重大な政治問題でありますから、そこは新総裁とも十分我々日常から意見を交わしながら円満な党運営に邁進して参りたいと思っております。
Question
朝日新聞です。二階幹事長にお尋ねします。今回の再任になりましたが、党幹部の人事の評価についてお伺いしたいと思います。菅新総裁はこの総裁選にあたっての人事の考え方について、脱派閥というのを考えているが幹事長はどうお考えですか。今お並びになっている4方はそれぞれ菅新総裁を支援した陣営からバランス良く登用されているがこれについてもどうお考えですか。
Answer
後の方からお答えしますと、今度の総裁選挙は今まで何回か自民党でも総裁選挙がありましたが、そんな総裁選挙に比べて極めてスムーズに円満に進んでいった。従ってそんな険しい小競り合いというのは全くない、立派な総裁選挙だったと思っていますから、後に色んな怨念が残っているわけではありません。党は一致団結して前に進んでいこうと。中で色々議論し合っている場合ではないんですよ。やっぱり我々は国際社会、あるいはまたこの国全体、色んな課題に挑戦していかなければならない。そんなことをしている暇はない。
Question
共同通信です。二階幹事長にお尋ねします。秋田のご出身で、議員秘書であったり、地方議員の経験を経た新総裁は所謂叩き上げの総裁と言われております。そういった新総裁の下で党の軸となる四役の皆様に加えて、森山国対委員長も地方のご出身であり、秘書経験や地方議員の経験を積み上げてきたご経歴であるかと思います。こうした布陣が敷かれた意義・意味について幹事長ご自身はどのようにお考えでしょうか。
Answer
これはやはり、選挙は、それで地方の皆さんがその一票を投ずるにあたって縦からも横からもこの過去の経歴、しかも発言、行動、選挙活動そういうものをずっと覚えているということです。それを厳しい判定、判断によって投票が行われるわけです。この選挙制度というのは、どなたが考え出してどう進めてこられたのか詳しいことは存じませんが、私はこれは素晴らしいやり方だと思うのです。当然のことでありますが、二票もっている人はいないでしょう。これが大事な事ですよね。単純なことのようですけど、大事な事です。うんと力のある人。うんと財産を持っている人。うんと学歴のある人。だからこういう人には沢山票を与えて。そういうことじゃない。誰でもが一票ずつ持っている。この選挙制度を私はしっかりこれは民主主義の宝として守っていかねばならない。その事を常に思っております。
Question
共同通信です。関連して、そうした意味でも新体制の強みというのはどのように思っていらっしゃいますか。
Answer
新総裁、これから選ばれる総理である菅さんは、やはりこの地方から身を起こして東京に出て、しっかり頑張ったという自らも誇る人生の歴史を持っているのです。我々はこの事に期待をし、これからもご努力が大きく花開く時が来たということでありますから、この時期を皆で支えていきたいと思っております。
Question
西日本新聞です。今回の総裁選で菅首相が誕生しましたが、菅総裁は無派閥で党内支持基盤は必ずしも強固なものとはいえないと思います。そうした中での二階幹事長の続投というのは、党内基盤を強固にしたいという願いがあるという見方もでております。今回の一連の人事に関して、菅総裁から幹事長ご本人に対してはどのような党運営、具体的にどう仕切って欲しいのかという要請がありますか。
Answer
まだ総裁も十分なお時間がとれるような状態ではありませんから。突っ込んだ話を一時間も二時間もしたわけではありません。毎日毎日色んな所で行動を共にしながら、これはまた初めてお目にかかる人じゃなくて、毎日接触している人ですからね。分かるんです。ですから、総裁の並々ならぬご決意、これを受けて我々はしっかりとお支えしたい。こういう風に思います。
Question
読売新聞です。今回の党役員人事については菅さんを支持した無派閥から役員が登用されています。そうした事は派閥均衡、論功行賞型の人事と受け止められますが、幹事長としてはこういう指摘についてはどうお考えですか。
Answer
マスコミは得てしてそういう事を言いたがるわけですが、我々は論功行賞なんてことは露程にも思っておりません。我々は一所懸命菅さんを支持しました。支持したがその為に何か論功行賞でもって何か仕事を貰うとか、何か役割を新総理からいただくとか、そんなことは全く期待をしておりませんし、事実そんな事は全くありません。それをマスコミの皆さんがずっと頭の中に刷り込んでいる。そういう自民党に対する偏見です。論功行賞なんてありません。
Question
北海道新聞です。明日で菅政権が誕生することになりますが、同時に7年8カ月続いてきた安倍政権が終了します。幹事長の安倍政権の評価をうかがいたいのと、総裁選の間でも森友問題、加計問題、桜を見る会の疑惑など、国民に十分に説明できていないのではないかという意見が党内からもあがっております。それを踏まえてのご評価をお願いします。
Answer
7年8カ月に及ぶ前総裁・総理の大変なご功績が国内外にあったと思います。そして、高くそれを我々は評価したいと思います。中々ご承知の通り、政権というものはたった1年でも容易なことではないんです。それを7年8カ月円満に、しかもそれは国内だけで円満なのではなくて、国際社会において、或いはこの周辺諸国との間においても大きなトラブルも無く、ずっと総理がリーダーシップを発揮されたという事は、これは歴史に残る大きなご功績だというふうに思っております。
Question
北海道新聞です。総裁選の期間中、森友問題や加計問題、桜を見る会の疑惑に対して説明責任が十分でないという指摘が石破候補等からありましたが、それに対して次の菅政権でどういう事が求められるとお考えでしょうか。
Answer
まだこれから国会もありますし、そういう事をやり取りする場面は沢山あると思いますから、それぞれご質問なり、ご意見を述べられる方、その責任にあたる人がご答弁なさる。そういう事で段々解消されていくのではないかというふうに思っております。
Question
今現在ではまだ解消されていないものもあると幹事長はお考えですか。
Answer
私はそんなに感じていませんが、あなた方がそう言っているじゃありませんか。