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機関紙「自由民主」2962号より

茂木幹事長
国民の期待に応えていく

2021年12月15日

衆参本会議で代表質問

 岸田文雄総理の所信表明演説と鈴木俊一財務大臣の財政演説に対する代表質問が衆参本会議で行われた。わが党会派からは、茂木敏充幹事長(12月8日)、有村治子参院議員副会長(9日)、野上浩太郎参院幹事長代行(10日)が登壇。新型コロナウイルス感染症対策や経済回復、外交・安全保障など、わが国が直面する内外の諸課題について建設的な提案を行った。3氏の発言要旨は次のとおり。

就任後初の代表質問に臨んだ茂木敏充幹事長。「わが党は『チーム力』で岸田文雄総理を支えていく」と述べ、わが国が直面する内外の諸課題について、政府と一体で全力で取り組むと決意表明した

就任後初の代表質問に臨んだ茂木敏充幹事長。「わが党は『チーム力』で岸田文雄総理を支えていく」と述べ、わが国が直面する内外の諸課題について、政府と一体で全力で取り組むと決意表明した

 10月の衆院総選挙で国民の皆さまから大きな信任を得ることができた。今後とも国民との丁寧な対話を続け、政策の実現力、改革の実行力で国民の期待に応えていくことが何よりも大切だと思う。

 新型コロナ感染症はやや落ち着きを見せているが、今後も厳格かつ機動的な対応が極めて重要だ。「批判は私が全て負う覚悟」とした岸田総理の決断を支持する。

 これまでの新型コロナ対応を総合的に検証し、反省点や課題を今後の対策に反映していくことが重要。特に(1)指揮命令系統(2)円滑な実施を進めるための仕組みづくり(3)ワクチンの開発・製造――の3点を挙げたい。

 新型コロナからの回復に向け、今後必要になるのは、「攻め」の経済政策。それは生活支援、事業支援にとどまらず、たとえ次の感染の波が来たとしても、十分な医療提供体制や治療薬を確保し、ウィズコロナの下でも経済をしっかりと動かせる体制をつくっておくことだ。

 日本経済を新しい成長軌道に乗せるに当たっては、成長の裾野を広げる「より幅広い成長」と、成長の果実を「より速く、より多く、より隅々まで」分配できる「成長と分配の好循環」を目指すことが大切だと思う。わが党は「新しい資本主義実行本部」を立ち上げた。政府の「新しい資本主義実現会議」と車の両輪で検討作業を加速していく。

 東日本大震災の発生から10年が経った。被災地の復興と再生、新しい発展に向けた取り組みを加速させる。

 高度成長期に整備されたわが国のインフラは大規模な補修や改善が必要。先手、先手の対応が大切だ。

 わが国の政治的、外交的手腕が試されている。尖閣諸島周辺における中国海警船の活動には、日本の領土・領海・領空を断固として守り抜くとの決意の下、今後とも冷静に、より毅然と対処していくことが重要だ。

 防衛力の強化が重要であり、敵基地攻撃能力の保有は有力な選択肢であると考える。

 大きな時代の転換点を迎える中、国会議員は憲法改正の選択肢を国民に示すべきだ。

 わが党は「チーム力」で岸田総理を支え、国民の期待に応えていくことを約束する。

経済安全保障の強化を

 衆院総選挙でわが党は、経済安全保障の強化を政権公約の大きな柱に掲げた。今回、新型コロナワクチンの開発と安定的な生産能力の確保・構築に向け、5000億円規模の予算を計上した国の意思を明確に支持する。

 博士号取得者を取り巻く環境は極めて厳しい。わが国が再び科学技術立国として世界に冠たる先端技術や産業競争力を回復するために、博士人材の活用を国家ビジョンとして明確に打ち立てていただきたい。

 岸田総理は「新しい資本主義」の実現に向けた分配戦略の一環として、看護、介護、保育・幼児教育などで働く方々の収入の引き上げを打ち出した。実際に一人一人の手元に行き渡るような制度設計にしてほしい。

 来年5月15日、沖縄が日本本土に復帰してからちょうど50年という節目を迎える。政府の意志として記念式典を開催してほしい。

有村 治子 参院議員副会長

有村 治子
参院議員副会長

感染拡大の備えを加速

野上 浩太郎 参院幹事長代行

野上 浩太郎
参院幹事長代行

 オミクロン株への対応については、水際対策の徹底とともに、感染拡大への備えを加速することが重要。病床増と併せて医療人材の補充が不可欠だ。また、3度目のワクチンの前倒しが必要である。国産ワクチンの開発・生産体制の強化に当たっては、米国のような緊急使用承認制度の創設を急ぐべきだ。

 岸田総理は「デジタル田園都市国家構想」を打ち出した。地域のアイデア・発想を掘り起こしながら、全国の自治体関係者ともしっかりと議題を積み上げていってほしい。

 世界の国々が温室効果ガスの削減や持続的な食料システムの構築に向けてかじを切る中、「みどりの食料システム戦略」を実現しなければならない。

 厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、補正予算なども柔軟に活用しつつ、現実に対応した真に必要な防衛力強化を加速することが不可欠だ。

第89回定期党大会

【日時】

令和4年3月13日(日) 10時

【会場】

グランドプリンスホテル新高輪
国際館パミール「崑崙」
※昨年と異なり、大会代議員や表彰者は会場にご来場いただけます。

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