ニュースのカテゴリを選択する

機関紙「自由民主」2958号より

スピード感で国民の期待に応える

2021年11月16日

茂木敏充幹事長インタビュー

 衆院総選挙を終えて、わが党は選挙で掲げた政策の実現に向け加速している。その陣頭指揮を執るのが茂木敏充幹事長だ。選挙対策委員長としてち密な選挙戦略と気迫あふれる有権者への訴え掛けで、数々の激戦を指揮してきた茂木幹事長。政務調査会長としても「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」をまとめ上げ、閣僚として「環太平洋経済連携協定(TPP)」や、「日米貿易協定」をまとめるなどの成果を挙げてきた。幹事長として先頭に立って党務を指揮し、岸田政権を支える茂木幹事長に、衆院総選挙の結果分析や新たな経済対策の方向性などについて聞いた。

衆院総選挙の結果について「地方議員や地方組織の活発な動きも大きかった」と手応えを語る茂木敏充幹事長

衆院総選挙の結果について「地方議員や地方組織の活発な動きも大きかった」と手応えを語る茂木敏充幹事長

総選挙 必死の訴えが伝わった

 ――就任に当たっての決意と抱負。そして衆院総選挙の結果については。

 茂木幹事長  今回の総選挙は、与党で過半数を確保することを目標に臨みましたが、選挙結果は自民党単独で絶対安定多数261議席、自公の与党全体では293議席を獲得することができました。国民の皆様から大きな信任を得られたと考えています。

 総選挙で国民の皆様から自民党に寄せられた大きな支持、期待に応えていかなければなりません。まずはコロナからの回復のため、スピード感をもって、大型の経済対策をとりまとめ、実行に移します。また、党改革を具体的に進めていきたいと考えています。

 今回の総選挙では、多くの選挙区が最後まで接戦区となりましたが、その3分の2近くの選挙区で競り勝つことができました。事前の情勢では「自民単独過半数ギリギリ」と伝えられていましたが、接戦区のうち88あった「野党統一候補」との対決区でも大きく勝ち越し、絶対安定多数を確保しました。

 確かに野党第1党が政権交代のために自衛隊や日米安保まで否定する共産党と組むという野合への批判もあったと思いますが、私も後半戦、接戦区を重点的に回りましたが、最終盤でのわが党候補者の必死の訴えが有権者に伝わったと思います。それから、わが党の地方議員や地方組織の活発な動きも大きかったと考えます。

 もちろん党として全ての小選挙区に勝利するという思いで戦ってきた中で、勝利できなかった選挙区もありました。そうした地域の敗因や今後の課題について早急に分析していきます。来年夏には参院選も行われます。さらに多くの皆様に自民党の政策や改革姿勢をご理解いただけるよう、党運営に全力で取り組んでまいります。

衆院総選挙:事前の情勢調査と選挙結果の比較
機関紙「自由民主」

実際の紙面はこちら(一部抜粋)
他にも各種政策や党活動、議員の素顔など掲載しています。

「自由民主」インターネット版

更新日 毎週木曜日更新
年間購読料 5,200円 (税込)

タブロイド版での購読をご希望の方はこちら

機関紙「自由民主」

発行日 毎週火曜日発行
年間購読料 5,200円 (税・送料込)
定価1部 110円 (税込)
  • ※ 機関紙「自由民主」は、雑誌のオンライン書店「Fujisan.co.jp」からもお買い求めいただけます。(クレジットカードでのお申込みが可能です)

Fujisan.co.jp