
大谷寺洞穴(おおやじどうけつ)遺跡洞穴(どうけつ)の岩壁(がんぺき)には本尊の千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)等10体の仏像が彫られている
柱と影が果てしなく連(つら)なる、冷気に満ちた巨大な地下空間。かつての採石坑内(さいせきこうない)です。宇都宮市大谷(おおや)地域で掘り進められてきた大谷石(おおやいし)の採掘(さいくつ)は、江戸期に始まり、近代日本屈指(くっし)の採石産業へと発展しました。石を「ほる」営(いとな)みと「使いこなす」知恵が都市文化を形づくり、自然が生み出した巨岩群(きょせきぐん)と溶け合い、唯一無二(ゆいいつむに)の景観を魅(み)せています。