
厚生労働省からこれまでの議論等について説明を受けた党薬事に関する小委員会
党厚生労働部会の薬事に関する小委員会は8月27日、緊急避妊薬のスイッチOTC化を議論しました。
緊急避妊薬(アフターピル)は望まない妊娠を防ぐための方法の一つ。性交から72時間以内に服用することで高い確率で妊娠を防ぐことが確認されています。服用には医師の診察と処方が必要だが、受診が遅れ服用が間に合わなくなる恐れがあることから、医師の処方箋がなくても購入できる「スイッチOTC医薬品」に承認するよう求める声があります。
会合では、厚生労働省がこれまでの議論や、5月に開催された同省の評価検討会議の内容について説明。評価検討会議では、年齢制限と保護者の同意は必要との意見はなく、薬剤師の前で服用する「面前服用」については賛成と反対の意見があったということです。
説明を受けた議員からは、販売する薬剤師の研修や教育現場における性教育の重要性を指摘する意見等がありました。