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参議院代表質問 岸田文雄総理 ワクチンパスポートの導入に意欲示す

参議院代表質問 岸田文雄総理 ワクチンパスポートの導入に意欲示す

参院は10月12日の本会議で、岸田文雄総理の所信表明に対する代表質問を行い、自民党会派から世耕弘成参院幹事長が登壇しました。

世耕参院幹事長は「岸田総理の粘り強いリーダーシップを発揮していただくことを期待する。参院自民党も共にこの国難に立ち向かっていく決意だ」と述べた上で、前日の甘利明幹事長と同様、新型コロナウイルス感染症対策や、「新しい資本主義」、外交・安全保障政策など幅広い分野について岸田総理の決意に迫りました。

新型コロナ対策を巡り参院自民党は、ワクチンパスポート(接種証明書)の導入などを政府に申し入れていますが、世耕参院幹事長は「グローバル化した経済競争を勝ち抜くため、戦略的に導入すべきだ」と改めて主張。岸田総理は「年内をめどにマイナンバーカードとスマートフォンを用いた電子申請、電子交付の実現に向けた検討を進めていく」と、前向きな姿勢を示しました。

「新しい資本主義」について世耕参院幹事長は「コロナ禍で格差がもたらす分断が加速している中で、分配にやや軸足を置こうという姿勢を支持する」と表明。岸田総理が示した4つの分配戦略のうち、看護や介護など現場で働く人たちの賃上げに関し、「公的価格のため、賃金決定に当たって市場メカニズムは働かない」として、その実現を強く求めました。