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【CafeSta】緊急生出演!加戸前愛媛県知事に聞く!

【CafeSta】緊急生出演!加戸前愛媛県知事に聞く!

(平成30年05月23日収録)

出演:加戸守行 前愛媛県知事(右) 
聞き手:鈴木馨祐 自民党青年局長(左)
鈴木
本日は初めてこのカフェスタに出ていただく素晴らしいゲストに来ていただいております。80代にして初めてこのカフェスタに来ていただく。これまであまりなかったと思いますけれども、皆さまよくご存じの前愛媛県知事の加戸守行さまに来ていただいております。では、最初に自己紹介がてらですね、少しお話をいただいてよろしいでしょうか
加戸
私は平成11年に愛媛県知事に当選しまして、最初に取り組んだ仕事が「今治新都市開発事業」でして、ちょうど構想が宙に浮いたまま神棚に上がっていたんで、当時の建設省や地域整備振興整備公団に足を運んで、なんとか都市開発をお願いしたいと、事業着手を認めてもらって。そして用地整備を進めながら、学園都市構想ですから、大学の誘致ということで地元の大学の経営マネジメント部っていうのが来てくれるかという話が進んでいて、途中でそれがポシャって、土地はできたけれども宙に浮いた状態というのが一つ。

それから私が知事に就任して間もなく、アメリカでBSE、狂牛病が発生して、日本でも輸入禁止とか牛肉の検査とかいろいろありました後に鳥インフルエンザが発生して。愛媛でもそれを防御しなきゃいかん。後半には宮崎県で口蹄疫が発生して。水際作戦でも四国には入れないとか、いろんな対策やりながら獣医師不足に泣きましてですね。聞いてみると四国全県そうなんですけど、公務員獣医師が確保できない。
大学自体がほとんど、80数%が関東近辺で、岐阜から西には18%の入学定員しかない。というので困り果てていたときにちょうど今治の県会議員が、加計学園の事務局と招致を構想せよというので、平成17年に大学を誘致したんだけれども、2年間向こうも渋って。なかなかペイしないから。やっと平成19年1月に獣医学部構想ならやりましょうって。こっちは渡りに船で新都市開発と獣医師不足といっぺんに解消できるというんで、私は文科省OBだから、後輩が自分の元部下が高等教育局長なんで、乗り込んで何とかしてくれと言ったら「いやまぁ、国費があって農水省がうんと言わない、やれ獣医師会がうんと言わない。法の壁ですよ。」ということで、もう大学設置の申請を受け付けないという状況でした。ときに、構造改革特区というのが小泉内閣からありまして、特区になれば認められるということで、ちょうど(第1次)安倍内閣のときに持ち込んだんですが、申請したのは福田内閣になってから。
それで、けんもほろろな扱いで、おかしいなって思って。とにかく獣医師会を崩さないといかんと思って、獣医師会にお願いに行ったら、当時、群馬県の谷津義男先生が会長でね。「よく分かるけどね、ここはなかなか理解が難しいんだよなぁ」なんていう話で。
というような事があって、最後はけんもほろろだったのが、民主党政権になった途端に若手が動いてくれてですね。自民党ができないなら私たちがやろうと。鳩山内閣になって今までけんもほろろだったのが、平成22年度中の実現に向けて検討と。いや、これ嬉しやと思ったら、民主党に獣医師連盟ができて、政治献金が始まった途端にそれがポシャって。菅内閣では平成23年度中検討、野田内閣は24年度に検討。で、安倍内閣が復活し第二次(安倍内閣)ができても、安倍政権では平成25年度実現、いや平成26年度中・・・。
そば屋の出前で「今日中にお届けします」といってそばの配達がされないという状況が続いたんです。
鈴木
実際、最初に獣医学部の申請の話を持っていかれたのは?
加戸
正式に書類で出した構造改革特区は平成19年の10月か11月ですかね。
鈴木
今おっしゃっていましたけども、県内でかなり公務員獣医師とか、非常に足りない環境があったわけですよね。
加戸
そうです。
鈴木
私もよく聞く話ですけれども、獣医学部って全然増えていないという状況があるみたいですね。
加戸
そうですね、昭和41年以来ですから今まで52年間増えていません。規制があるのが医学部と歯学部と獣医学部と商船学部なんですけど、医学部は増やしちゃいかんけれども、定員は増やせる。
鈴木
定員は増えてますね。
加戸
医師不足で各県で定員を増やしたりしましたけどね。獣医は定員も増やしちゃいかん。ペットが増えてみんな獣医師になるんだけども、大動物の方にはいかないんですね。そして獣医師不足は全部水増し定員でやっているんですね。私学は120人が入学定員のところを140人とか150人入れますから。それで国公立あわせて930人のうち、いつも1200人とか1300人が入学している。だから自由自在に水増し定員で稼げる。少ない教官で稼げる。
鈴木
しかも東日本と西日本でもかなりばらつきがあるみたいですね。
加戸
箱根の関所より東といっているんですが、東が82%、岐阜から西が18%。
鈴木
そんなに違うんですね。
加戸
それで関東は水増し入学するから実質は87~88%が関東で、岐阜から西が12~13%と。こんな配置では暴動が他の分野では起きるけど。
鈴木
これ聞いたら、多分今ご覧になっているみなさんも、どう見ても実際の獣医師のニーズは加戸さんが知事をされていた愛媛であったり西日本ではこれは多いですよねって常識で分かりますよね。
加戸
だから私たちが文句を付けていたのは、所管が違うけれども、6年生の国家試験のある資格っていうのは獣医師と薬剤師が同じなんですよね。で、この薬剤師の方は10年間に5千数百から1万1千数百で倍増しちゃった。6千人も入学定員枠が増えて、薬学部は28もできているんですね。獣医学部はゼロで、1名たりともダメと。
鈴木
どう見てもちょっと不自然な感じがすごくしますよね。だから非常に強い、ある意味政治圧力というかそういうのがあったんでしょうね。
加戸
そうですね。獣医師政治連盟っていうのは強くて、北村直人さんという委員長が大活躍されて、あらゆる要所に手配されて、私たちが何かしようとすると先手先手で全部おさえられちゃって。
鈴木
相当ご苦労されましたもんね。
加戸
だから、私の知事時代もずっと、言うなれば愛媛県対今治市対獣医師政治連盟との戦いであったと言っても過言じゃないですね。
鈴木
そこはやっぱりわれわれは政治家ですから、特定の業界団体ではなくて、本当に必要な、国民の皆さんが必要としてることをちゃんとやるっていうのがわれわれの本分だし。ただ、そうは言っても確かにいろんな業界の圧力ってどこでも強いですよね。だからそれをちゃんと突破しようっていうことで「特区」というところが構想として持ち出されて。で、まさに活用されてきたと思うんですけれども、実際その民主党政権のときに、少し動きがあって。
加戸
少しじゃなくて、大幅に動いたんです。これは1、2年中にできるなと思ったら、民主党獣医師議員連盟ができて、そして玉木雄一郎先生とか福山哲郎先生とか、めぼしいところに100万円ずつ政治献金が行ったら、とたんにブレーキがかかっちゃって。今でも国会で追及の先頭に立たれているから、100万円の政治献金があんなに義理堅く働かれる先生ってのは自民党にはいませんね。
鈴木
実際その後、安倍政権に代わって、という流れの中だと思いますけれども。
加戸守行前愛媛県知事、鈴木馨祐 自民党青年局長
加戸
転機は国家戦略特区法が出来たからですね。平成26年に、はじめに新潟市とか京都府とか国家戦略特区に指定された。その中で新潟市で食料農業大学を作って獣医学部を作ろうという構想が出たんで、国家戦略特区諮問会議の委員がこの獣医学部の規制は岩盤規制じゃないか、何とかせないかんといって、農水省と文科省を呼んではヒアリングを5回ぐらいやって、がんがん銃弾爆撃をして、あっちの方がなんかなるかもしれないという段階が、今度問題になった愛媛県から出た新文書のメモにある平成27年2月25日という時点なんです。そのときには加計学園も国家戦略特区の方がひょっとしたら脈があるんじゃないかと思って柳瀬秘書官のところに相談に行ったらアドバイスをもらって。で、公募して、競争に参加したっていうことです。
鈴木
実際、加計学園の方で獣医学部を作ろうということで動きもあったと思いますが、応募の中で加計学園が優れていたところっていうのは、近くでご覧になっていてどういうところがあったと思いますか。
加戸
私も国家戦略特区では、今治商工会議所の特別顧問という立場でプレゼンテーションをしましたから、言うなれば今や国際的潮流は従来の獣医師だけじゃなくて感染症対策、それから先端的なライフサイエンスをやる。
鈴木
開発もありますね、創薬とか。
加戸
動物由来の病気に対する感染の製薬とか、いろんな分野で教授陣を世界一のものをそろえようということで。ですから既存の私立獣医科大学というのは45人の教官で、こっちは50人、こっちは51人とか。今度の今治の場合は75人というスタッフを、全て分野を揃えて。他の大学は掛け持ちの先生が多いですけどね。だから、おそらく世界トップレベルだと私は自負しています。
大学設置審議会で揉みに揉まれて、自分のとこは80センチのハードルで飛んでたけど、今度加計がやってきたから、じゃあ120センチにハードルを上げろっていうことで。徹底的にいびり抜かれた、言葉はよくないですが、愛の鞭によって日本一のものが今できたと。
だから私に言わせますと、安倍総理の忖度のかけらもない、むしろ逆忖度されてこんなにいじめられたんじゃないかと思うくらい条件厳しくされて。しかるがゆえに立派な学部ができると。かえって喜んでいる次第でもあります。
鈴木
特区って本当に情熱を持った素晴らしいプロジェクトがあって、何があってもブレないという企業、そして自治体があって、ようやくそれで初めて突破できるものじゃないですか。それがないといろんな形で潰されていきますよね。そこはどこの企業も全くない状況で、そうした規制改革の突破口ってなかなか開けないと思うんですよね。
加戸
だからあの、私は国家戦略特区の八田達夫座長はじめ民間委員に感謝したいのは、皆さん方はこの岩盤規制を撤廃するのは、例えば宅急便のクロネコヤマトを認めたおかげでカンガルー便だ、佐川急便だ、日通だとかいってみんな広がった。セブンイレブンにコンビニを認めたがゆえに、ファミリーマートだ、ローソンだとみんな広がった。この獣医学部は新潟を突破口にしてやろうというところからスタートして、新潟は途中でポシャりましたけども、今治が2年遅れでやっと認められて。京都府も条件にあがったんですけども、あれも獣医師会の強い圧力で1校に絞れって。本当は京都も一緒にできていたかもしれませんよね。
鈴木
実際現場で知事として関わられていた中で、そういった状況をご覧になっている中で、非常にいいお話を伺ったと思うんですけれども、実はただ加戸さんの後を受けた今の知事の方の下での愛媛県で今回文書が出てきて、いろんな議論が今されていますけれども、実際に文書の中身をいろいろとご覧になっていると思うんですけれども、あれは直接の面談記録ではないですよね。
加戸
聞き書きですから。加計学園の事務局がこういうことを言っていたっていうのを、今治市経由で書いたのと、直接聞いて書いたのがありますけど、いずれにしても加計学園の事務局が言った話をメモしたということです。
愛媛県の職員の弁護をすれば、非常に忠実で真面目で何かがあったら一生懸命メモをとるタイプだと思いますけれども、ただ加計学園が話した事務局が「うちの親分は総理とツーツーだから、こんなことをやってるよ」と自慢げに言った話があんな形になったのかなと。推理ですけどね。ただ2月25日は官邸で15分も会う時間なんか取れっこない話であって。
鈴木
実際に記録もないという話も出ていますからね。
加戸
だから、若干「うちの親分はこんなに頑張ってるんだから、今治も愛媛県も頑張ってね」みたいな材料の一つかなと思いますがね。
鈴木
今回例えば加戸さんの後を引き継がれた知事がこうした文書を出されたわけですけれども、愛媛県の政治状況と言ったら変ですけども、かなりこれまで相当混乱しているというか、保守の中でもいろいろ混乱している状況にあるんですね、愛媛の政治状況は。
加戸
愛媛の場合、自民党の県議会議員、それから松山の市議会議員がいろいろ思惑が入り乱れた政治状況にあって、選挙の問題とかいろいろバックグラウンドにはあるのだとは思いますけどもね。中村(時広)知事自体はもともと柳瀬(唯夫)秘書官の会見のメモに関して、柳瀬秘書官が「会った記憶がない」と言ったので、「うちの職員はちゃんと出張旅費払って、そのために東京行って、こんな発言してるんだから、何なんだ、うちの職員を」という感じで彼なりの正義感でうちの職員は仕事はきちんとやっていると。それはそれなりに正しいことではあったんだけども、微妙な政治状況の中でね。
鈴木
実際、本当の生の面談録ではないということなんですよね、今回のは。そこはどうしてもその場での話というのを、何回か間をおいていけば、実際どれが真実かというのは、正直客観的にわかりづらい状況だとは思うんですよね。今大変大きな話題になっている文書ですから。
加戸
世間的に話題になったけど、私の目から見れば、全くもう無関係というと変ですけど、その国家戦略特区っていうところ公募があって、そっちに公募すれば、っていうだけの話ですから。そのアドバイスを受けて公募しただけですから。およそ総理の関与する余地は露さらないし、私も安倍総理と接触するなんて、100パーセント無関係っていうのは確信を持って言えますよ。濡れ衣着せられて。言いがかりを付けられてですね。正直言って私は安倍総理が友達だったら、もうちょっと配慮してくれたら10年間も苦労しないで、10年前に獣医学部が出来ていたのになというくらい思いますけどね。
鈴木
本来ニーズとしては誰もがこれは必要だよねというものが、なかなかやっぱり進まなかったっていう背景はありますよね。そこは本当にわれわれきちんと見ていかなくてはいけないところかなという気がしますね。
加戸
マスコミ、メディアも考えなきゃいけないのは、本質は何なのか。50年間のこの獣医学部の規制が正しかったのか。日本に獣医学部の新設は必要なかったのか。国際潮流はどうなのか。世界に遅れないでやるにはどうするか。これからの日本の戦略を考えたときに獣医学部の人材は必要ないのか。そこまで議論した上で文句を言ってもらいたいなと思う。本質議論は棚上げにして、誰が言ったの、メモに書いてある、何がどうしたのって枝葉末節でガチャガチャガチャガチャ総理に絡めてっていうのは、足を引っ張るためにしている事としか思えませんね。私の理解を絶していますね。
加戸守行前愛媛県知事、鈴木馨祐 自民党青年局長
鈴木
政治が、政治に近い一部の業界団体のために働くというのは絶対だめで、政治としては日頃一生懸命暮らしておられる方々のために何ができるか。そのための改革なんだと思うんですよ。やっぱりそうした改革はいろんな分野でやってかなきゃいけなくて、今回も本当はいい突破口のはずなんですね。そこはごく当たり前のことをちゃんと実現するんだっていうことがすごく大事だと思います。いま加戸さんも仰っていましたが、そこの突破口を開く中では、やっぱりものの本質っていうのは、いかに大変な規制をどう打ち砕くかという中で、そこにちゃんといいものがあって、そこのいいものが本当に一生懸命やっているっていうのは、行政も含めて一丸となってやっていく。それは素晴らしい取り組みなんだと思いますし、逆にそれができないと、特区って実際機能はしなくなってしまいますよね。
加戸
私が基本的に自民党の先生方に申し上げたいのは、構造改革特区は役所同士で内閣府がやろうと思っても、文科省と農水省がノーと言えばできなかった。それが10年間にわたる悪戦苦闘の歴史。国家戦略特区という法律を自民党が通してくれたおかげで、民間委員が判断してこの壁を、役所の壁を崩してくれたと。役所同士なら内閣府は農水省、文科省を口説けなかった。でも民間委員が口説けた。そのリーダシップを取ったのは政治であって、だから国家戦略特区というのがまさに政治主導型で役所の壁を取っ払った素晴らしい制度だったと私は高く評価しているし、その間に一点の曇りもなくできあがったことにケチをつけるとういうことは、私には特に野党の皆さんは理解できない。問いかけたいですよ、あなた方は獣医学部いらないと考えているんですかと。日本が10年、20年、アメリカやイギリスに遅れてもいいと思うんですかとか。本質の議論なしで、ただ、どこで会ったの、誰が言ったの、メモに残ってたなんていうくだらない話、足を引っ張る話ばかりで、私には到底理解できませんね。
鈴木
例えば、そういう特区の構想があったときに、露骨に特定の業者だけを優遇していたりとか、そういうことが本当に客観的にあるんだったら大問題なんでしょうけども、本来一番いい、しかも一番熱意がある、そうした戦略がきちっと明確になっているものを選ぶというのが特区の本当の趣旨だと思いますし、それやっているのが、まさにその民間の方々を中心とした、そうした組織を作って選定をやっているわけですよね。そこに総理が現場に関与するっていうのはこれはあり得ないよなと本当に思います。
加戸
むしろ私に言わせれば、総理が友達だろうとなんだろうと世界のために日本のためにこれはすべきである、と言って欲しかったぐらいの気持ちですけどね。
鈴木
友達だからということで排除されることがあっては当然いけないことだし、本当にそういう関係性というところではなくて、その中身をちゃんと着目した判断が行われていたわけですし、行われていた以上はそこは。実際そこのいろんな経緯も含めて、やっぱり中からご覧になっていてもそういう感じがしますか?
加戸
そうですね、やっぱり既得権益っていうのが今のものが一番いいんであって、それを崩すのは政治の力しかない。政治も今言ったように、国家戦略特区という形で民間委員の意見によって役所の壁をという形じゃなければ前に進まない。旧態依然の状態になる。そういう意味で、教訓として国家戦略特区は他の分野でもやっぱり政官業癒着と言われるようなものが他にもあるだろうと私は想像しますけどね。
鈴木
自民党政権、特に小泉政権以降、これまでの政官業の癒着をどう打破するかというところで相当努力もしてきたし、ただその中で個々のいろんな利益とか利害とか含めて、なかなかまだ進んでないところもあると思うんです。本当に怖いのは今回の一件、さまざまな動きの中で、本当に改革を進めようとしている今の安倍政権の姿勢がすごく斜めから見られてしまって、本当に必要な改革が止まってしまうことがあってはいけないんだと思いますし、そういった意味で、中からそういったことをご覧になっていて、いろんな発信をしていただけるっていうのは大変日本にとっても必要なことだと思います。
加戸
話は違うんですけど、私が知事のときに一番やりたかったのは、公共建築物の木造化でしてね。だけど建築基準法の規制が厳しくて、木造はなかなか認めてくれなくて。でも愛媛県内では私の在任期間12年のうち、公共建築の97%は木造にしました、可能な限り。でも、学校は3階建てはダメ、福祉施設は2階建てはダメとか、いろんな制限等がありました。だから愛媛がやっていた途中に国の方も公共建築物木造化法案というのを政治の力でやってくれて進み始めた。だから何でもやっぱり一つの突破口を開くのは政治の力。国家戦略特区法も政治の力でできた。こんな形で国民が困っている、地方が困っているものというのは政治がイニシアチブを持って先頭を切って直していってもらいたい。それが今度のいい教訓かなと私は思います。
鈴木
今、おっしゃいましたけど、一番国民に近いところにいる自治体であったり、あるいは民間のそれぞれの企業というのが、そうした国民の思いを受けて、突破口を開くように頑張る。それを国もしっかりとサポートできるっていうのが一番大事なことですよね。今、木造の話もありましたし、獣医学部の話も含めて、これまでいろんな突破をされてきた加戸前知事でありますが、最後に今後の安倍政権はこういったところの改革を特に進めてほしいとか、そういったいろんな思いも含めて最後にお話しいただければと思います。
加戸守行前愛媛県知事
加戸
たくさんの壁はあると思いますけれども、叩かれるからといって怯んだら、前には進まない。そういう意味では、いかに叩かれようと国家戦略特区は正しかったということ、これに準じて今世の中で国民が困っているもの、地方が困っているもの、その声を汲み取って、政治的な力で官をリードして、変革を成し遂げていただきたい。そういう意味で、この「もり・かけ」がブレーキになっちゃ困るんで、これを乗り越えて頑張っていただきたいと私は思います。
鈴木
実際、説明はしっかりしていかないといけないと思うんで、その経緯について正々堂々とやってきて一番いいものが選ばれた、そういうことなんですからね、これは基本的には。そこをしっかりわれわれも説明していかなければならないと思いますし、同時に今おっしゃったように、これで改革が止まるようなことがあっては絶対にいけないという力強いエールをいただいたと思います。これからもですね、今83歳でいらっしゃるということで、ますますお元気で、いろんなところで活躍いただきたいというふうに思っています。最後に今日ご覧になっている方に一言メッセージをいただいて終わりたいと思います。
加戸
私も愛媛で今、憲法改正の旗を振っている立場として、ぜひ自民党一丸となって憲法改正に邁進していただきたいと思いますから、自分も憲法改正が日の目を見るまでは、まだ墓場に行けないなと思っております。
鈴木
いえいえ、そんな。10年、20年と頑張っていただいて。
ということで、今日は愛媛県の前の知事をされていた加戸前知事にお越しいただいて、カフェスタということで党本部の1階からお届けいたしました。
私、今日は進行を務めました青年局長の鈴木馨祐です。若い世代、世代にかかわらず、しっかり自民党は改革政党として頑張ってやっていきたいと思いますので、みなさんも引き続きいろいろとご支援いただけますとありがたいなと思います。
では、ありがとうございました。
加戸
ありがとうございました。
番組動画はこちら
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