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コラム

参院の政策力を発信

世耕弘成参院政策審議会長に聞く

任期満了に伴う参院自民党の新役員人事で、政策審議会長に世耕弘成参院議員が就任した。平成18年の安倍政権でも、総理補佐官として安倍晋三総理をサポートした実績を持つ世耕議員には党内外から大きな期待が集まる。「近いうち」の総選挙と来年夏の参院選が迫る中、参院自民党の政策を取り仕切る決意や方向性について聞いた。

安倍体制で力強い日本再生
参院自民党の英知を結集

総選挙、参院選に向け決意

世耕弘成参院政策審議会長
―――参院政策審議会長に就任し、まず取り組むことを聞かせてください。

 わが党と民主党とでは人材の層の厚みが決定的に違いますから、わが党でなければ立案できないような政策が数多くあります。このことは震災関連法案の多くが、わが党主導で成立していることからも明らかでしょう。その中で参院自民党も、議員立法の策定などで大きな役割を果たしてきましたが、今後も高い専門性を持つ参院議員の特性をさらに生かし、自民党ならではの政策を強力に発信していかなければなりません。

 そのために、タイムリーな政策テーマについての勉強会を精力的に重ねていく考えです。ここで重視するのは、政府の誤りをあげつらうのではなく、問題を大局的に、マクロな視点で捉えること。今日も、復興予算の流用問題について勉強会を開きましたが、そのような姿勢で議論を深めることにより、問題の本質は民主党政権の遅い対応や復興計画そのものにあるとのコンセンサスを得ました。こうした取り組みを続け、新たな議員立法を提案するほか、予算委員会などで質問に立つ、わが党議員への情報提供などのサポート機能も一層強化していきたいと考えています。

成長戦略の要予算を重点化

―――中学、高校と同級生の山中伸弥・京大教授がノーベル生理学・医学賞を受賞されましたが、これまで科学技術の予算を削減してきた民主党政権の政策については。

 当時の安倍総理が予算措置した、次世代スーパーコンピューター開発の予算が「2位じゃ駄目なんでしょうか」などと言われ、事業仕分けの対象となったことは記憶に新しいですが、これには歴代のノーベル賞受賞者も一様に憤りを感じているようでした。科学技術は成長戦略の一番の要と位置付けられ、予算配分の重点化を図るべき分野だと、わが党は考えています。

 民主党政策の問題点は「言った者勝ち」で誰も責任を取ろうとしないことにあると思います。復興予算の問題でも、国家戦略担当大臣、復興大臣、政調会長が好き勝手に発言している。また、他党に責任を転嫁する姿勢も問題です。例えば、特例公債法案については、これを成立させるために万策を尽くすのが与党の責任ですが、民主党は「自民党が悪いから、国会を開けない」などと、まるで他人事のようです。

「安倍カラー」の政権公約を策定

―――政権公約の取りまとめが本格化しますが。

 総選挙に向けた公約は、既に党内議論を積み重ね、基本ができていますから、それに強い日本を取り戻すための「安倍カラー」を加えていく作業になります。その一つ、領土問題については、力強い外交で日本の主張を訴えながら、その一方で相手国との交渉によって調整していく姿勢が求められるでしょう。また、5年前の安倍政権の時にも取り組んでいた集団的自衛権の見直しも、強固な日米関係を構築するうえで重要なテーマです。

 前回の安倍政権の時、株価は今よりもはるかに高く、税収も50兆円を超えていました。格差社会の問題でも、わが党による再チャレンジの政策が成果を挙げつつありました。財政再建も進んでおり、プライマリーバランスも黒字になる手前のところにまで来ていました。以上のことから、イノベーションを軸にした成長戦略など、安倍政権の取っていた様々な政策は効果があったと言えます。だからこそ、わが党は政権奪還を急ぎ、もう一度、これらを着実に実施しなければなりません。参院政策審議会としても、政策通が集まっている参院の英知を結集して、安倍総裁による日本再生を全力でバックアップしていきます。

 

機関紙「自由民主」第2530号掲載

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