
議員になろうと思ったきっかけは何ですか?
1987年26歳の時に、突然、国会議員だった祖父・野田卯一の後援会の方々から統一地方選挙に出馬要請があり、岐阜県議会議員に立候補し当選しました。国政への決意は、当時、与党自民党・衆議院に女性議員がいなかったこと、また、まわりの人々の思いを形にし、地方主権の国づくりを目指したいと考え、決意をしました。

仕事のどんなところにやりがいを感じますか?
国会議員は法律をつくることが仕事です。時代に合わない古い法律を修正し、新しい時代を反映させ国民の思いに沿った法律をつくります。そして、その法律ができたことで、幸せになる人が増えることにやりがいを感じます。
仕事をしていて葛藤を感じることは何ですか?
法律をつくるといっても、全ての人が100%納得のいく法律を作ることは不可能です。世の中は二分することができないのに、賛成か、反対か、と意見を求められることに葛藤を感じます。
議員になるにあたって大変だったことは何ですか?
それはどう乗り越えましたか?
“セクシャルハラスメント”の定義がなかった時代の“セクハラ”、例えば、「男のようになれ。妻・母にはなるな。それが政治家になること。」と言われたことです。また“政治の世界に女性は不要である”という有権者の方々の固定観念を変えることに苦労しました。
力を入れている政策は何ですか?
人口のあり方からの国家安全保障政策や、国の要件の一つである統治機構として、トリクルダウン政策から、ボトムアップ政策への転換が必要だと考えています。弱者と呼ばれている女性、高齢者、障害者、地方の問題を福祉として捉えるのではなく、埋もれているポテンシャルを見える化していくことによって、包括的な解決につながることを目指しています。


今後、議員としてどんなことを実現したいですか?
日本史上初の人口減少国家としての政策を推進するために、政治への女性参画はあたりまえのことだと思います。政治の透明性、合理性を大切にし、国民生活のリアルとバランス感覚に合致する、多様性ある議会作りに取組みたいと考えています。
職場環境で良いところや
改善したいところはありますか?
早朝から開催されている会議をはじめ、ほぼ全ての会議(本会議や委員会含め)で、オンラインの活用を検討していきたい。

リフレッシュ方法はありますか?
深夜にNetflixやAmazonで様々なコンテンツからその時の気分に合った番組を選んで没入することです。特にドキュメンタリー番組が好きです。また、国内外・ジャンル問わず音楽を聴きながら長湯をすることです。
どんな仕事内容ですか?
国会で法律案・予算案の審議、就任している(党・委員会・内閣等)役職に携わる業務の遂行、問題解決のための法整備、加入している議員連盟の会議出席や、選挙区でのイベント出席、全国からお寄せいただいたご要望を政府につなげ、解決に取組むことです。

議員を目指す女性へのメッセージ
政治は重要な仕事ですが高度な技術はいりません。あなた自身の経験や能力を信じてチャレンジして頂きたいと思います。今、まさに政治に女性の視点とリーダーシップが必要です。頑張ってください!
1日のスケジュール
午前
- 06:00
- 起床、朝食
- 07:00
- 息子を学校へ送り出し
- 08:00
- 委員会、家事、書類確認
午後
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 国会、調査会、委員会、議連等出席、面談
- 18:30
- 勉強会、会合
- 21:00
- 家事、息子のケア
- 26:00
- 就寝