衆議院議員 神奈川県第17区

牧島 かれん

Karen Makishima

ネットメディア局長

女性議員の育成、登用に関する基本計画実行PT事務局長

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1976年、神奈川県横須賀市生まれ。
国際基督教大学大学院博士後期課程修了、学術博士号(Ph.D)取得。
2009年衆議院議員総選挙に初出馬し、10万票以上獲得するも落選。2012年衆議院議員総選挙で初当選。
私達の日々の暮らし(鳥獣被害対策)から、宇宙利活用に関する国際課題まで、幅広い政策テーマをカバーし、地元と国を連動させていくことを使命としている。

議員になろうと思ったきっかけは何ですか?

9.11の米国同時多発テロをワシントンD.C.の留学中に経験したことが大きいです。国際政治を研究し、米国の大学院へ進みましたが、国家の危機に直面したとき、「果たして日本は安全で安心できる国なのだろうか?」という疑問が生まれ、政治を“研究”ではなく“実践”する側に回ろうと決意しました。また小さい頃から、父親が地方議会議員だったので「政治は人の役に立つものだ」という意識はずっと根付いていたのだろうと思います。

仕事のどんなところにやりがいを感じますか?

「つなげる」ことが、大切だと考えています。地域のお困り事を、解決につなげたり、誰かと何かをつなげることで、面白いプロジェクトに成長したり。要望として事務所や議員に声を届けられるのは実際にはごく一部だと感じているので、表に出しづらい声も拾って、政策へとつなげることが役目だと考え、やりがいも感じています。また一人ひとりの幸せや選択肢が広がる社会を、次の世代へつなげていくんだ!という思いで、取組んでいます。

仕事をしていて葛藤を感じることは何ですか?

政策を説明するときに、上手に伝えられないと本質が伝わらないですし、場合によっては二項対立にショーアップされてしまうことの難しさを感じています。若者vs高齢者、男vs女、子育て世代vs独身など。またイデオロギーの対立の狭間で本当に支援を必要としている人が苦しむことは避けなければなりません。単純にしすぎると本質から離れる危険性もあり、短時間で要点だけを求める流れの中で、常に工夫が必要だと感じています。

議員になるにあたって大変だったことは何ですか?
それはどう乗り越えましたか?

私は前任者の後継指名をいただき、立候補をしましたが、生まれ育った地域ではなかったので、親族や同級生が多くいるわけではなく、はじめは活動をするにも心細さがありました。しかし地域の方々や後援会の皆さんが家族のような気持ちで応援くださり、今でも大きな支えです。初挑戦の選挙は政権交代の逆風で10万票以上をいただくも落選し、3年3か月の浪人生活を経験しましたが、振り返ると、その時間が今の私を作ってくれています。

力を入れている政策は何ですか?

  • DX(誰一人取り残されない人に優しいデジタル社会)
  • 規制・行政改革
  • 外交(国際母子保健分野、新しいODAのあり方等)
  • サイバーセキュリティ
  • 観光
  • 教育
  • 鳥獣被害対策
  • 宇宙政策など

今後、議員としてどんなことを実現したいですか?

必要とされる政策を実現していくことはもちろん、次の世代、特に多くの女性や女の子たちに「政治家になりたい」と思ってもらえるような環境の整備も強化していきたいです。

職場環境で良いところや
改善したいところはありますか?

議員同士は、和気あいあいとした雰囲気です。国会周りのDXはまだまだだと思います。省庁や党も含めて紙での資料配布や電話でのアポ取りなど、慣習を変えることにも着手し、手続きを見直すことも行っていきます。

リフレッシュ方法はありますか?

選挙区には有名な温泉がたくさんありますが、楽しめる時間があまりないので、温泉の素を色々入れてリフレッシュしています。
あとはメタバース空間でジムに通っています。

どんな仕事内容ですか?

役職としては、党の副幹事長と、ネットメディア局長を拝命しています。党の広報の中でもネット戦略は大切なので、1分政策動画などもスタートさせました。
委員会は、「予算委員会」の理事、「地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会」の理事を務めています。会期はじめは、まずは予算が滞りなく成立できるよう、予算委の理事としての仕事の比重が大きくなり、その後、地方創生、こども、デジタル関連の法案もいくつも提出されていますので、それらの審議に入っていきます。
私の選挙区は新幹線だと1時間程度で戻ることができるので、国会の会議が早く終われば、夕方の地元の会合に出席します。神奈川県内でも一番広い地域が活動エリアのため、週末も各地域の行事などに参加しています。

議員を目指す女性へのメッセージ

国のために国民がいるのではなく、一人ひとりの幸せのために、国や地域は何ができるのかを常に問いながら進みます。私たちの社会はまさに多様な人々で構成されており、その代弁者が政治家だと思っています。今の状況は、過去に闘って道を作ってきた先輩方のご努力の上にあると感じています。ファイトする必要はないかもしれませんが、でも、踏み出すことが、道をつくります!女性議員が多くなれば、世界は大きく変わると信じています。

1日のスケジュール

午前

08:00
党にて、デジタル社会推進本部の会議
09:00
委員会など※委員会は、午前で終わることもあれば、17時頃まで行われることもあります。
10:00
要望者との面会など※オンラインも含めて要望や提言などを伺っています。
11:00
議員連盟の総会※多くの議連で政策のブラッシュアップや取組みの進捗確認などが行われています。

午後

12:00
党にて、国際協力調査会の会議(カレーを食べながら)
13:00
本会議※各委員会で採決されたものを本会議にて採決。
重要な法案は委員会での質疑の前に、本会議にて趣旨説明質疑が行われます。
16:00
急ぎ新幹線に乗り、地元へ
18:00
地元のミニ集会など※委員会や本会議がセットされない日は、省庁からの説明や勉強会(意見交換)、議員連盟の会合などに出席しています。

国会議員

地方議員