本日、81回目の終戦記念日を迎えました。先の大戦で犠牲となられた方々に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。
わが国は、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」との強い決意の下、戦後一貫して平和国家の道を歩んできました。今日の平和と繁栄が、先人たちの苦難とたゆまぬ努力の上にあることを胸に刻みながら、今を生きる我々が自らの手で平和を築き上げ、その灯を次の世代へとしっかり引き継いでまいります。
世界に目を向ければ、ウクライナや中東では依然として緊迫した情勢が続いています。さらに、中国は力や威圧による一方的な現状変更の試みを強化し、米国をはじめ先進国でも「自国優先」の動きが広がるなど、これまでの自由で開かれた安定的な国際秩序が大きく揺らぎ、安全保障環境は極めて厳しい状況にあります。
各地で分断や対立が深まる中、核の脅威がこれまでになく高まっています。わが国には、唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向けて国際社会を主導していく使命があります。引き続き、様々な立場の国々の間を橋渡ししながら、現実的で実践的な取組みを粘り強く続けてまいります。
エネルギー、気候変動、AIなど、我々が直面する課題は、もはや一国だけで解決できるものではありません。こうした時代だからこそ、自由、民主主義、法の支配といった価値を尊重し、様々な国や地域と対話を重ねながら、日本が先頭に立って、国際社会を協調へと導いていかなければなりません。
自由民主党は、自由と平和を希求する国民政党として、歴史の教訓を胸に未来への挑戦を続け、毅然とした外交と揺るぎない安全保障を通じて、平和の永続と世界の更なる繁栄に尽力してまいります。