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党声明

谷垣 禎一幹事長 年頭所感

平成28年1月1日

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あけましておめでとうございます。

昨年、わが党は立党60年を政権与党として迎えることができました。これも偏に国民の皆様のご支持をいただいた結果であり、改めて「政治は国民のもの」との原点に立ち、地域の声に耳を傾けながら謙虚な姿勢で政権運営を進めていく決意です。

政権復帰から3年が経ちました。アベノミクスの3年間によって、行き過ぎた円高は是正され、日経平均株価も2倍以上に上昇し、雇用も100万人以上増える等、日本経済はデフレ脱却までもう一息という所まできました。引き続き従来の「三本の矢」の経済政策を一層強化するとともに、アベノミクス第2ステージとして、「GDP600兆円」、「希望出生率1.8」、「介護離職ゼロ」の実現を目指し、国民一人ひとりが活躍できる「一億総活躍社会」の実現に向けて取り組んでまいります。

また、平和安全法制やTPP対策、軽減税率等、国民にとって大事な政策については、引き続き丁寧に応え、しっかり進めてまいります。

その他、復興の加速化や地方創生、テロ対策等、克服すべき課題も山積しています。このような状況で政治に求められるのは、安定した政治であり、自由民主党と公明党の連立政権が、結束して着実に政策を進めていくことが何よりも重要であります。様々な課題に結果を出すことで、わが党に対する国民の皆様の期待と信頼につなげ、今夏の参議院選挙に臨んでいきたいと思います。

本年も自由民主党に対して、一層のご理解とご支援をお願いするとともに、今年一年の皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。

 

平成28年1月1日
自由民主党幹事長

谷垣 禎一