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記者会見

高村正彦副総裁 (ぶら下がり記者会見)

平成25年12月19日(木)11:14~11:20
於:党本部副総裁室
高村正彦副総裁

質疑応答

Q
(代表質問)テレビ東京の佐藤です。東京都の猪瀬知事が正式に辞任を表明しましたが、受け止めをお聞かせください。
A
自ら辞任を決断されたことは、それなりに評価しています。もっと早く決断していれば、もっと良かったということはあるのですが、それでも辞任を決断されるということは大変なことでありますから、それなりに評価しております。
Q
(代表質問)テレビ東京の佐藤です。焦点は次の候補者選びになりますが、ご所見をお聞かせください。
A
党本部としても、首都のトップでありますから、無関心ではいられない。無関心ではいられませんが、本質的には、地方自治体のトップを決めるということですから、都連が中心になってきちんとすると思いますが、私たちとしても無関心ではいられないということです。
Q
(代表質問)テレビ東京の佐藤です。政府の方から若い女性をという声がありますが、それについては、どのようにお考えですか。
A
政府の中の一部の人が言っているんでしょう。知りません。私は聞いておりません。
Q
フジテレビの西垣です。国と地方を合わせた行政の停滞を招かないために、一義的には都政とおっしゃいましたが、国会議員としては、いつまでに候補を決めなければならないと思いますか。
A
選挙の日にちは当然まず決まる。あまり日にちがないから、一方では早ければ早い方がいい。だけど拙速で誰を選んでも良いという話でもない。ですからいつまでもというタイムリミットを置くということじゃないけど、タイムリミットがあるとすれば、告示までには決めないといけないでしょう。
Q
AERAの本田です。通常国会での予算審議の最中に行われる選挙になりますが、どのような選挙と位置付けられますか。
A
首都のトップを決める選挙ですから、政党としても、それぞれ総力を挙げた選挙になると思います。もちろん政党と関係のない方も想定できるのですけれども、政党が推薦した場合には、総力を挙げて勝ちに行くということです。
Q
産経新聞の岡田です。次の知事は、東京オリンピック・パラリンピックの準備もあり、重要なポストになりますが、どのような候補が望ましいとお考えですか。
A
オリンピックの準備も含めて仕事のできる人が望ましいということですよね。自民党と密接な関係のある方には、たくさんいると思いますが。
Q
フジテレビの西垣です。猪瀬氏は政治的には都知事を辞任されましたが、説明はまだ疑問が残っています。その後、どのように対処すべきとお考えですか。
A
これはなかなか難しい問題で、今まではトップですから、都政のトップという意味で、説明責任は何よりも重かったわけです。まだわかりませんが、これから被疑者になるかもしれない。被疑者の権利というのは一方である。一私人となった場合、そこでどうかということは非常に難しい問題で、それは猪瀬さんが、自らこれから作家としてやっていくという意味であれば、説明責任をおろそかにしてやっていくのかなという判断はあるでしょうし、あるいは仮に被疑者となった場合には、その立場で防御に徹するというのはあってはならない選択とは言えないのかもしれない。そうすると一方で、これから作家としてやっていくのにはマイナスが出てくるのかもしれない。これは猪瀬さん自らが判断されるべきだと思います。
Q
AERAの本田です。都知事選の歴史を振り返ると、自民党が盤石な時に何度か負けているということがあります。課題など、考えなければいけないことはありますか。
A
勝つように全力を尽くすということですよ。盤石でも負けることがあるというのは仕方ないのではないですか、そういうことがあるのは。これは歴史ですから。過去の歴史を変えるというわけにはいかない。これからはないようにしたいということです。