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総裁記者会見

代表質問後 谷垣禎一総裁 ぶら下がり会見

平成24年1月26日(木)16:13~16:23
於:院内第24控室
谷垣禎一総裁

質疑応答

Q
代表質問を終えて、率直なご感想をお聞かせください。
A

今日の私の質問は、あえて一つに絞ったのです。要するに、議会制民主主義の根本は何なのか、ということに絞って質問をしました。それに関連して、若干制度的な内容も触れることは触れたのですが、外交案件とかいろいろある中で、あえて一本に絞って質問したということです。ただ総理の答弁は、甚だ内容が希薄と言うか、居直ったと言うか、論評に値しない答弁であったと思います。要するに、実際に(消費税率を)上げるのは、次の政権に委ねて、この任期中には上がらないから、マニフェスト違反の問題は生じないというこの論理を理解するのは、なかなか難しいのではないかと思います。要するに立法府で決めることがどういう意味を持つのかと言うことに対して、正面から答弁していません。逃げているわけです。
もう一つ、あえて想像を逞しくすれば、私が指摘したように、消費税についても、それを何に使うか、社会保障に触れていますが、ほとんど中身は空疎なわけです。消費税についても、逆進性対策をどうするか、ほとんど何も手を打てていません。だから、中身があるのは、何年後に8%にする、さらにその後に10%にするということだけが具体的な内容である。ある意味で、税法としても、極めてそれだけで執行できるようなものになるのかどうか、極めて上げるということだけを決めるということを、今の一体改革で提案しているのではないか。要するに、自分の意識の中でも、今度やるものは税法としては、極めて骨組みだけというか、素案と言うけれども、素っ気ない素案ではなく、粗末な粗案と言うか、粗っぽい粗案というものを決定するのだから、実際の決定は次の政権でやるのだということを考えておられるのかもしれません。そうなると、それは論評に値しない見解だと思います。そういうのが率直な感じです。

Q
総裁が指摘された年金制度の試算の話なども、直接的な回答がないなど、時間が短い答弁が目立ちましたが、総裁のご所見をお聞かせください。
A

極めて取ってつけたような答弁で、甚だ予定した時間よりも早く終わったわけです。だから正面から向かい合って答弁されるというよりも、表面を糊塗することだけ言われて、正面から私とぶつかり合うことはお避けになった、逃げた、腰が引けたと受け取りました。

Q
消費増税について、マニフェスト違反ではないと明言した上で、与野党協議を呼び掛ける発言がありましたが、どのように受け止めていますか。
A

あまりのことに表現する言葉にも苦しみますが、あえて言えば鉄面皮ということでしょうか。面の皮が鉄でできているのか、鉄面皮としか言いようがありません。もう少し言えば、「君子豹変す」という野田さんのお好きな言葉で言えば、「小人は面を革(あらた)む」と、あの後に書いてあるのです。顔つきだけ、表面だけを拭っているという「君子豹変」の後に書いてある言葉が、そのまま適用されるのかもしれません。

Q
施政方針演説と代表質問を終えて、本国会で一体どのような形で追い込んでいくのですか。
A

要するに協議するとか、いろいろなことをやっていく前提として、本当に真摯に話をしようと思ったら、野田さんの方も、自分の足下や何かに対して、真摯な反省をされることが必要なんだと思います。何もなくて、マニフェスト違反でも何でもない、こんなことは当然なんだというのでは、なかなか話が進まないと思います。

Q
総理になられた頃の平身低頭の野田さんと、一昨日の施政方針演説と今日の答弁ぶりと、菅前総理に近づいていると質問の中でもお話しされていましたが、どのような違いがあるとお考えですか。
A

始めは処女の如く、終わりは脱兎の如しという言葉もありますが、最初は低姿勢で来られたけれども、この頃はあっという間に反っくり返るようになったという印象です。

Q
代表質問の中で、消費税準備法案の提出は妨げないが、提出の権限が国民から与えられていないとおっしゃいましたが、自民党として、法案の審議に応じないということでしょうか。
A

私は、もう少し具体的な対応というよりも、もっとこういう重要案件に臨む政治の心構え、政治家として考えるべきこと、議会制民主主義の根本はどういうところにあるのかということを申し上げたつもりでして、今のようなことは、国対やなんらかで考えるべきことでしょう。

Q
総裁の質問の前半では、解散を強く求める姿勢だったと思いますが、終わりの方では、選挙後共に力を合わせてと発言されました。総裁のご所見をお聞かせください。
A

私が申し上げたことは、選挙後と言いますか、そうやってきちっと議会制民主主義としての本道に帰って、それこそ大人虎変し、君子豹変して、正道を踏まれて、その上で、真摯にやろうぜというのであれば、当然そこでは共に手を携えて、問題を解決することもあり得るべしと申し上げたわけで、そういう前提が付いています。

Q
選挙後の協力について、連立なども含めて、検討するということですか。
A

そういうことを今すぐに具体的に申し上げたわけではありません。議会制度の中で、国民に負担を求めるには、どういう覚悟で行くのかということを申し上げたわけです。

Q
総裁が指摘された年金の試算について、大変問題のある内容ですが、野田総理は明確に答弁しませんでした。今後の国会論議でどのように取り上げていくのですか。
A

当然こういう議論に入れば、今後どういう設計をしていくのかということは問わなければなりません。それなしでは、なかなか進まないと思います。あるいは、態度は変えて、大きなことまでなかなか言えないが、当面これで弥縫(びほう)策をやるというなら、それも一つでしょう。そういうことはいろいろあると思いますが、どういうふうに出て来られるかわかりませんから。

Q
最後の「新しく正しい民意を前提とするならば共に力を合わせたい」というのは、話し合い解散の可能性も否定しないということでしょうか。
A

そのようなことを言っているのではありません。私は、まず国会が始まる中で、議会政治というのはどうあるべきか、お互いに正道を踏んでやろうぜということで、正道を踏んできたら、どうなるのかということを言っているのです。

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