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総裁記者会見

野田改造内閣発足を受けて 谷垣禎一総裁 ぶら下がり会見

平成24年1月13日(金)15:03~15:15
於:党本部4階エレベーターホール
谷垣禎一総裁

質疑応答

Q
本日行われた内閣改造について、谷垣総裁の受け止めをお聞かせください。
A

5人の閣僚が交代になります。これから予算を審議するわけですが、予算を作った閣僚が交代して、そして作らなかった方が国会で答弁するというのは、今までも時々はありましたが、そういうことが当たり前のように行われる。昨年もそうでしたが、当たり前のように行われるのは、私は良いことだと思いません。
このようになったことについては、2閣僚に対して問責決議案が全野党の意思で可決されたわけです。あの時にすぐに内閣改造、更迭を行っておけば、こんなことにはならなかったと思います。つまり、2閣僚の問責、何とか責任を覆い隠そうということがこういうことになった。しかも4か月あまりでこれだけの内閣改造をしなければならないというのは、当初、適材適所と豪語していましたが、程遠いということが明らかになったのではないかと思います。そのような印象を受けました。

Q
岡田副総理を始め、新しく大臣に就任する方の印象をお聞かせください。
A

岡田さんも、当初は固辞していたと聞いていますが、それが一転してお受けになった。さて、どういうことになるのかという感じを持っていることは事実です。

Q
法務大臣などはいかがですか。
A

あの方は、法律実務家としての経験はお持ちの方ですから、私とは院が違うので細かいところまで、どういうお考えをお持ちの方なのかよく分かりませんので、やはり法務行政というものは、極めて大事なことですから、どのようにおやりになるのか、これからよく拝見したいと思います。

Q
内閣改造を受けて、社会保障と税の一体改革の協議に対して、自民党としてはどのように臨みますか。
A

兼々申し上げていますが、国会に政府与党として、見解をまとめて法案を出すと。これはおやりになることでしょう。しかし、国会に出す前に、一部の野党と談合して中身を決めてしまうというようなことは、国会審議の形骸化につながる。ましてや、これは私どもが強調しているように、マニフェストに全く書いていないことをやること自体、国会審議の形骸化を利用してやっていこうというのは、筋が全く違うことだと思います。
野田さんは、「マニフェストに書いていないことはできないということになれば、何もできない」とおっしゃっていますが、それはまったく違います。要するに、マニフェストの時点では、東日本大震災が起こるということは誰も的確に予想をしている人はいませんから、復興・復旧をどうするかをやるのは当たり前で、マニフェストに書いていないからできないという話はあり得ません。しかし、あれだけいろいろな社会保障の新しい政策をずらずら並べておきながら、無駄の排除でできるとして、できなくなってしまった。だから消費税だ。これは事柄の性質が違います。結局、あのマニフェストは美しく言えば破綻したということですが、的確に言えば、嘘の上に成り立ったマニフェストですから、その嘘の片棒を担ぐことはできません。

Q
今回の内閣を名づけるとしたら、何内閣となるのでしょうか。
A

あまり考えたことがないので、そういうことがお好きな方にお任せします。

Q
結果的に問責を受けた一川防衛大臣と山岡消費者担当大臣が罷免されたような形になりましたが、野田総理の任命責任についてはどのようにお考えですか。
A

短い間に、各野党が一致してこれはおかしいという閣僚を任命したことは、野田総理の任命責任と言わざるを得ません。そして、4か月あまりでかなりの内閣改造をやらざるを得ない。適材適所ではなかったので、総理大臣の人を見る目ということに、明らかにクレームがついたということではないでしょうか。

Q
関連して、山岡大臣は今朝の記者会見で、野田総理から「山岡さんには全く瑕疵はないが、政治状況があり交代する」との説明があったようで、野田総理自身が一連の問責を受けた責任を感じていないような発言ですが、谷垣総裁の受け止めをお聞かせください。
A

表の論理と内の論理を使い分けているということではないでしょうか。テレビを拝見していると、山岡さんは、「これはまったく政局としてやむを得ない」と言っていましたが、あの政権に言えることは、政局を大局の言葉の使い方を全く理解していないということではないでしょうか。

Q
24日から始まる通常国会で審議に応じていくということだと思いますが、今回の内閣改造を踏まえて、どのように臨んでいくお考えですか。
A

国会という場で、野党は国民の不安や不満を踏まえて、それをしっかりと野党が主張していかなければ、国会が形骸化してしまいます。私どもは、そういう国民の気持ちを踏まえて全力をあげてぶつかるということです。

Q
野田総理の任命責任を追及するお考えですか。
A

こういうことになった。当然、総理の任命責任ということになります。

Q
消費増税の与野党協議の中で、自民党の中からも、森元総理のように「同じテーブルに着いて、議論することも大事だ」との意見もありますが、総裁のご所見をお聞かせください。
A

私は、事前に国会に政府与党として、きちっと案を決めて、国会に出す前に、事前に一部与党と野党、あるいは政府と野党が、談合のような形で、これで行こうぜ、あとはシャンシャンで行こうということをするのは反対です。お出しになったものをどう扱っていくか。それは、また国民の先程のような意思を踏まえて、そこで議論していかなければなりません。それは当然のことだと思います。事前に談合で、どこか見えないところでコソコソと議論するというようなことはやるべきことではないかと思います。

Q
自民党として、消費増税について、改めて何か対案を出すお考えはありますか。
A

私どもは、基本的な態度は明らかにしておりますから、まず政府与党として、どういうことを具体的におやりになるのか、しっかり出す。これが筋だと思います。

Q
政府与党として案を出すべきだとおっしゃっていましたが、その案は法案という意味でしょうか。
A

(政府与党が)どのようなことをお考えかわかりませんが、しかし消費増税をやると言う以上は、法案を出さないと仕方がないでしょう。

Q
自民党は、法案を出す前に、野田総理は信を問えということをこれまで言ってきたと思うのですが。
A

私は、今の政治の一番悪いところは、けじめなしに、なし崩しで物事が進んでいくことだと思うのです。要するに先程、野田さんがおっしゃったことを申し上げましたが、「マニフェスト通りでなければ駄目だと言うならば、何もできない」、それも随分杜撰な言い方でおっしゃったと思います。しかし、変えるなら変えるで、きちっとした説明と説明責任を果たして、その都度その都度けじめをつけていく。そのけじめのつけ方は事によってはいろいろでしょう。そういうことなしに、なし崩しで、まだ民主党の中でも反対だと言って、署名を集めている方がいるわけでしょう。それはどうされるのですか。政府与党ということで、まずきちっと案を作る前に、政府野党で案を作るのはおかしいのではないでしょうか。

Q
国会に政府与党がまとまった案を出せば、国会での審議に応ずるということなのか、さらに法案提出の上に、さらにけじめをつけることが必要だというお考えなのでしょうか。
A

100年先まで見通せるわけではありませんから、政府与党としてどう行動するのかを見ながら、我々も判断していくということだと思います。ただ先程申し上げたように、事前に談合のように決めることは、私は良いことだと思っていません。

Q
内閣改造に伴い、民主党の国対委員長も変わりますが、ある種、与党側が、国対が機能していないことを自ら認めたような形ではないかと思います。新たな国対委員長、与党の国会対応にどのようなことを望んでいますか。
A

国会対応だけではありませんけれども、あらゆる物事に、政権を担っている方たちは、何をやろうとしているのか、そして、それは政治ですから、やろうとしているだけではできないわけです。手順・段取りを整えて、やっていくことが必要なのです。手順・段取りを別の言葉で言えば、プロセスをちゃんと踏みながらやっていくということが必要なのです。それがないのです。この政権に一番欠けているのがその点です。手順・段取りをどうしていくかということがなければ、関係者も対応の仕方がなかなかわからない。そこはきちっとやっていただきたいと思います。

Q
けじめのつけ方はいろいろあるとのことですが、けじめというのは、解散総選挙だけではないということでしょうか。
A

我々が初めから、あらゆることでこれしかないという必要はないので、さっきの手順・段取りとも関係しますが、まず与党の方で、なるほど野党がけじめということを言っている、それもそうだと思いならば、どういうけじめをつけていくべきかお考えになるべきだと思います。けじめのつけ方はそうですとか、我々が言う必要はないと思います。

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