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総裁記者会見

代表質問後 谷垣禎一総裁 ぶら下がり会見

平成23年10月31日(月)15:40~15:50
於:院内第24控室
谷垣禎一総裁

質疑応答

Q
野田総理に対する代表質問を終えて、野田総理の回答をどのように受け止めましたか。
A

私が自分の代表質問で狙いとしたものは、要するに、今、野田さんが政権につかれて、安全運転なんですが、いろいろな課題に直面しているわけです。当面は、復興財源をどうするかということであり、それから、そろそろ社会保障と税をどうしていくか、特に税の問題をどうしていくか、特に消費税の問題がもうじき浮上してまいります。それから、普天間の問題、TPPの問題、いずれも小手先では解決できない、政治の力量と言いますか、単に政策論の中身の詰めというだけでなくて、対外交渉の力も問われるし、あるいは国民・有権者に対する説得、あるいは反対論者もたくさんいるでしょうから、そういう人たちに対する説得ということもあるでしょう。そういうあらゆる意味での政治の力量が問われる問題がこれから目白押しなわけです。単に安全運転というだけでは、解決することは不可能である。私は、それぞれ一つの中身だけではなくて、それに対する総理の覚悟、それからそういうものを運んでいく場合には、政治の場合には、手順、プロセス、いわゆる段取りをどうつけていくか。つまりそういう全体のプロデュース作業と言いますか、演出作業が必要なわけですが、そういうこれからの課題に向けての野田政権の全体の展望を問うて、そういうことをきちっと詰めていけば、背景に、2年前の選挙のマニフェストは一体何だったのか(ということがあります)。そのマニフェストというものは、大きな意味で国民との契約関係を裏切るものである以上、必然的に国民の信を問い直して、要するにもう一回問い直して、体制を立て直していかない限り、これらの問題を解決していくのは不可能であるということを明らかにしようという意図でした。

それに対して、野田総理の答弁は、実は時間も非常に早く終わってしまった。ある意味では、安全運転と言えるかもしれません。あまり食い足りる中身でもなかった。例えば、3次補正で、私どもは区分管理をしっかりして、そして、復興財源にしても、その後に消費税が控えていることを考えると、いっぺんにそこに負担が集中するということではなかなかできないのではないかという観点から、償還期間をどのくらいにするのかを問うたわけですが、従前の主張の繰り返しで、若干与野党協議の推移を見ながら、というのもあったと思いますが、極めて私どもからすると、物足りない内容であった。このような力技を十分解決していくだけの展望と言いますか、覚悟というものが残念ながら、十分に我々としては評価できないということではないかと思います。予算委員会等で詰めていかなければならないと思います。

Q
かなり安全運転の答弁であったということと、早期の解散を求めたことに対し拒否したことで、今後、野田政権をどのように追及していか、展望をどのようにお考えですか。
A

最初に申し上げたことに尽きていまして、要するにこういう力技、力量が必要なことは正面から、相撲で例えれば、股割をやって足腰を鍛え直して、腰を落としていくしかない。しかし、その展望は十分にお持ちでない。それを突いていけば、自ずから問題点は、はっきりしていくということだと思います。

Q
今日、谷垣総裁と小渕優子幹事長代理が質問されましたが、役割分担とその狙いについて、お聞かせください。
A

私は先程意図したようなことでやりました。大きな意味で、私はこういうことをやるからと言って、あとは小渕さんに自由にやってもらった。小渕さんはお父上の関係もあって、普天間基地のことは、自分がやりたいというご希望でしたので、普天間については、私は総論的なことを伺っただけで、あまり立ち入らなかった。そちらは、小渕さんにお願いしたということです。

Q
小渕幹事長代理の質問の評価をお聞かせください。
A

ああいう本会議で、小渕さんにとっても、デビュー戦ということだったと思いますが、なかなか落ち着いていて、論旨もしっかりして良かったと思います。

Q
今日は、あまり円高について、触れなかったようですが。
A

円高の問題は、冒頭で触れただけですが、今日は介入したばかりの日です。私からすれば、いろいろ申し上げたいことはたくさんありますが、介入したばかりの時に、あまり批判がましいことを言うのは避けようと。要するに、介入の効果をしっかり出してもらわなければいけませんから、そういう意味では、若干、今日介入したこともあって、手を控えたということです。

いずれにせよ、冒頭にも申し上げましたが、投機的な動きに対しては、断固たる決意でこれから臨んでいただかなければならないと思います。

Q
TPPに関して、野田総理は、「情報収集に関して、アメリカとの間の中で、多層的かつ、広範なチャンネルを通じて、緊密に行っており、説明をしている」と答弁されましたが。
A

それはちょっといただけないですね。もしそういうことであれば、もう少し多面的な情報が入ってきているわけですが、いろいろなことが言われ出したのは、ごく最近でして、必ずしも野田総理の認識は正しいと思っていません。

Q
小渕さんは、幹事長代理に起用されて、今後の新しい自民党を担う一人として期待されていますが、起用の意図からすると、今日の代表質問はいかがでしたか。
A

よくやっていただいたと思います。組み立ても非常にしっかりしていましたし、よかったと思います。今後、大いに頑張っていただきたいと思います。

Q
野田総理の答弁の姿勢については、どのように思われましたか。
A

結局、今までも言われているように、やはり口調、言葉づかいは極めて丁寧なものであったと思いますが、全体とすれば、安全運転だということではないでしょうか。あまりにも安全運転であるということです。あまり安全運転で、スピードを出すのを止めようということでは、皆渋滞してしまう。こういうことではないでしょうか。

Q
政治とカネの問題について、自身の問題については指摘がありましたが、小沢元代表に関しては、従前通り、裁判の行方を見守るという答弁にとどまりました。総裁のお考えをお聞かせください。
A

その辺も、いかにも食い足りない内容だと思います。ご自身の点については、前回から多少調査されたのでしょう。我々も、今日の報告の中身をよく吟味しなければなりませんが、やはり小沢さんの問題等については、極めて慎重と言えば慎重、後ろ向きと言えば後ろ向きだったと言わざるを得ません。

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