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総裁記者会見

谷垣禎一総裁 記者会見

平成23年3月19日(土)
於:党本部平河クラブ会見場
(概要)
本日(19日)、正午過ぎに菅総理から私に「副総理兼防災担当で入閣してほしい」と電話がありました。私からは、「わが党としては、これからも震災復旧に 関しては、手を緩めることも、惜しむこともなく、引き続き全面協力していくつもりですが、今回の話は、震災対策そのものというより、政権の枠組みに関わる 問題で、政策協議もないままではあまりにも唐突ではないですか」と話しました。

私たちはこれまでも、震災対策での政府と与野党の協力について「各党・政府震災対策合同会議」を提案し、これが実際に動き出しています。その会議の場で災 害復旧について、わが党がまとめた提言を出したりする等、全面的に協力をしてきたところです。本日からは実務者会合も始まり、わが党としても、原子力・防 災のエキスパートの議員を参加させ、協力をさせていただいています。また、年度末の国会対応についても、国民生活に混乱が生じないよう与野党の話し合いが 出来つつあります。

今この段階においては、現在できている態勢を堅持、しっかり動かして、震災復旧、原発対応に全力であたることが一番重要ではないでしょうか。わが党としても、引き続き、震災復旧に関して、手を緩めることも、惜しむこともなく、閣外から全面協力していきます。

冒頭発言

【谷垣禎一総裁発言 】

今日昼過ぎに、菅総理から私にお電話を頂きまして、そこで、総理からは、私に、副総理兼震災復興担当ということで入閣してほしいというご要請がありました。
私からは、「あまりにも唐突なお話ではないか。現段階は、各党・政府震災対策合同会議を提案して、設置して、動き出したばかりです。その会議の場で、災害 復旧について、わが党のまとめた提言を出したりするなど、これからも全面的に協力するつもりである。そうして、この会議が実行あらしむるように、与野党と もに協力しなければならないけれども、我々は当然それを一生懸命やるつもりである。本日から、実務者会合が始まって、わが党としても、原子力・防災のエキ スパートを参加させている。年度末の国会対応についても、与野党の話し合いが進んで来て、大体方向が見えてきている。こういうことであるから、わが党とし ては、これからも震災復旧に関しては、手を緩めることも惜しむこともなく、引き続き閣外から全面協力させていただくけれども、今の時点は、総理は、今の態 勢をいじる時ではなくて、災害復旧と言いますか、被災者の支援、原発の対応等々に全力を尽くす時ではないか。あまりにも唐突なご提案だと思います」という ことで、この電話では、事実上お断りをしましたが、今、16時半から党内の役員と議論をいたしまして、きちっと正式にお断りすることになりました。今、総 理には、お電話を差し上げまして、その旨を申し上げたところです。

質疑応答

Q
総理に、お電話でお断りする旨を申し上げたとのことですが、それに対して菅総理はどのようにお答えになったのですか。
A
「残念ですが、わかりました」ということです。
Q
入閣要請について、総理からは、どのような理由を挙げておられましたか。
A
このような国家的な危機という言葉を使っていたと思います。その国家的危機に協力を求める、責任を分担してもらえないかということだと思います。こういう時に、協力することを全く惜しむ気はありませんけれども、今の状況というのは、具体的に、議院内閣制というのは、トップを変えたからということではなくて、具体的に官僚機構、行政機構を使って、対応を打ち出す時期、具体的に対応していく時期だと思っています。このようなお話をお受けする時期ではないと考えております。
Q
今日の幹部の打合せでは、どのようなお話が出たのですか。また、これまで菅政権に対する不信感というものが、今回のお返事につながったのか、お聞かせください。
A
役員会では、概ね私が述べたような議論であったと思います。今、不信感とおっしゃいましたが、率直に申し上げると、党首である私に内閣に入れと言うことは、今までの連立の体制を全部ご破算にして、新しい連立を作るというご提案だと思うのです。そうであるとすれば、本来ならば、当然、いきなり電話を頂いて、ああそうですねと言うようなものではないだろうと思います。何と言うのでしょうか、本来ならある程度下支えの議論があって、政策は一体何をやるのでしょうかとか、どういう点は一致するけれども、どういう点は一致できないとか、前捌きがなければ、なかなかいくら国家的危機だからといっても、「はい、そうですか」とは行きにくい議論だと思います。ですから、私どもは、災害対応等について、全力を挙げて、ご協力するけれども、今はそういう形で、迅速に、今こういう中で、苦しんでいる被災者を救えるか、与野党挙げて、そういう役割分担の下でやっていった方が良いのではないか。こういうことではないかと思います。
Q
なぜ電話での会談になったのでしょうか。直接、会ってという話はなかったのですか。
A
そこは、私から言う限りではありませんが、おそらくこういう大連立のような話で、私と総理が直接お話しする時は、物事ができる時ではないかと思います。ですから、国家的危機ですから、そうやって与野党が協力する可能性を全く否定するつもりはありません。具体的なことでは、現に協力しているわけです。本当に大連立を組んで協力をしていくとなると、協力の中でお互いの信頼感というものを醸成していかなければいけないと思います。最初から、トップ同士で、トップダウンでやるというのは、私の政治手法からすると、少し順序が逆ではないかと思います。むしろ、今後この合同会議等の議論を通じて、どういう信頼感、協力関係が醸成されるのか、されないのか、そこに本当の問題があると思います。
Q
今後、具体的な震災対応をやっていく中で、信頼関係が醸成されていけば、連立を組む可能性が残っているとお考えですか。
A
それは、今の問題ではなくて、今後の問題ですから、今、申し上げる限りでは、ありません。
Q
自民党として、いろいろ提案していることを考えると、谷垣総裁が入閣した方が、より強く政策を推進できる考えもあると思いますが、総裁の所見をお聞かせください。今日の幹部打合せでは、そのような意見を述べた方はいらっしゃいましたか。
A
なかったと思います。今、政策とおっしゃったけれども、政策のどういうところを合意してやっていくのか、ほとんど議論していません。議論がないのが、実情です。具体的な震災対応に限って言えば、合同会議を作って、ある意味では、我々の意見を出しているわけですが、それをきちっと採用していただけるかどうかは、今後の運用だと思います。
Q
総理との電話の前後など、公明党の山口代表とお話しされたのですか。
A
随時、山口代表とはいろいろ連絡を取り合っています。
Q
この経緯は、山口代表はご存知ですか。
A
はい。
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